独逸（ドイツ）語

「言語学」の記事から分離・独立する形で作成。
筆者は、物理学が専門であり、第二外国語は必修ではなく、
GPAが下がることを避けるため、履修せず卒業してしまったのだが、
日本語と英語しか分からないというのは、如何なものかと思い、
卒業後に独学することにした。言語学は専門外の門外漢であるため、
ここに書いてある内容は、あまり鵜呑みにしない方が良いかも知れない。

独逸（ドイツ）語の語彙・単語の一覧(162/330)

辞書は使わずに、インターネット上にあった情報のみを
ラテン文字のアルファベット順にまとめている。
ドイツ語検定は、5級は550語、4級は1000語が、目安らしい。
語彙・単語列の一部の名詞には、色分けされているものがあるが、
男性名詞（青）、 女性名詞（赤）、 中性名詞（緑）である。
また、ルビが参考文献によって異なる場合は、ルビ列を参考文献毎に色分けしている。
※グレーアウトされている単語は、 「言語学」の記事内にて、
単語比較を行った単語である（重複掲載）。
一部の単語には、WikipediaやWiktionaryへの導線有。

目次

A(20)

B(22)

C

D(24)

E(15)

F(18)

G(20)

H(16)

I(8)

J(7)

K(22)

L(5)

M(13)

N(14)

O(5)

P(6)

Q(2)

R(6)

S(38)

T(14)

U(2)

V(10)

W(29)

X

Y

Z(13)

独逸（ドイツ）語の文法

人称代名詞

sein（ザイン）の変化

sein（ザイン）は、英語のbe動詞に相当する。

名詞の性

「-e（エ）」で終わる名詞は殆ど女性名詞（但し、一部例外もある）。
「-o（オ）」で終わる名詞は殆ど中性名詞。
「-a（ア）」で終わる名詞は殆ど中性名詞。
子音で終わる名詞は殆ど男性名詞か中性名詞であることが多い（但し、一部例外もある）。
曜日、月、四季を表す独逸（ドイツ）語の単語は全て男性名詞。
金属を表す名詞は殆ど中性名詞。
「-er」で終わる名詞は性別を見分けるのが難しい。
飲み物を表す名詞は男性名詞が多い（但し、一部例外もある）。
「-en」で終わる名詞は男性名詞が多い（但し、一部例外もある）。
気象現象を表す名詞は男性名詞が多い（但し、一部例外もある）。
「-or」、「-eur」、「-ent」、「-ig」、「-g」、「-m」、「-el」

定冠詞の格変化

dieser（ディーザー）の格変化

jener（イェーナー）の格変化

不定冠詞の格変化

不定冠詞は、「一つの」、「ある」の意味があるので、複数形はない。

否定冠詞keinの格変化

einとkeinの変化はまったく同じ。
keinは冠詞なので名詞を否定する。
一方、nichtは動詞や形容詞を否定する。

所有冠詞

所有冠詞meinの格変化

所有冠詞の変化も、不定冠詞や否定冠詞と同じ。

疑問詞

再帰代名詞

英語で-self「～自身」という意味の再帰代名詞は、
ドイツ語では3人称のときsichで、あとは人称代名詞と同じ。

接続詞

nicht A sondern B
（＝【英語】not A but B）
AではなくBだ

weder（ヴェーダー） A noch（ノッホ） B
（＝【英語】neither A nor B）
AもBも～ない

nicht（ニヒト） nur（ヌーァ） A sondern（ゾンダーン） auch（アウホ） B
（＝【英語】not only A but also B）
AだけでなくBもまた

独逸（ドイツ）語の例文(18)

Mein（マイン） Name（ナーメ） ist（イスト） 【自分の名前】.
（＝【英語】My name is 【自分の名前】.）
私の名前は、【自分の名前】です。

Ich（イヒ） heiße（ハイセ） 【自分の名前】.
（≒【英語】I am 【自分の名前】.）
私は、【自分の名前】といいます。

Heute（ホイテ） ist（イストゥ） Sonntag（ゾンターク）.
今日は日曜日です。

Morgen（モルゲン） ist（イスト） Sonntag（ゾンターク）.
明日は日曜日だ。

Wie（ヴィー） weit（ヴァイトゥ） ist（イストゥ） es（エス） von（フォン） hier（ヒーア）?
ここからどのくらい遠いですか？

Das（ダス） weiß（ヴァイス） ich（イヒ） nicht（ニヒト）.
そのことは知りません。

Ich（イヒ） weiß（ヴァイス） es（エス） nicht（ニヒト）. genau（ゲナウ）.
そのことは詳しく知らない。
※「es」を強調すると「das」になる。
「das」を文頭に出して、「苛立ち」を込めて言うと、
Das（ダス） weiß（ヴァイス） ich（イヒ） nicht（ニヒト） genau（ゲナウ）.
そんなことは詳しくは知らない。

Ich（イヒ） denke（デンケ）, also（アルゾー） bin（ビン） ich（イヒ）.
我思う、ゆえに我あり。

気候(4)

Es（エス） ist（イストゥ） kalt（カルトゥ）.
（＝【英語】It is cold.）
寒い。

Es（エス） ist（イスト） heute（ホイテ） sehr（ゼーァ） kalt（カルトゥ）.
今日はとても寒い。

Im（イム） Januar（ヤヌアール） ist（イストゥ） es（エス） hier（ヒーア） sehr（ゼーア） kalt（カルトゥ）.
ここでは1月にとても寒くなる。
※「夏に」のような季節の表現や、
「1月に」という「月の表現」には、
in＋dem（男性3格）の融合形imが使われる。

Es（エス） ist（イストゥ） heiß（ハイス）.
（＝【英語】It is hot.）
暑い。

映画やアニメの台詞から

洋楽やアニメ主題歌等の歌詞から

以下は、主に、洋楽やアニメ主題歌等の歌詞から抜粋したもの。

Und（ウント） weder（ヴェーダー） Blitz（ブリッツ） noch（ノッホ） Donner（ドンナー） hielt（ヒールト） sie（ズィー） auf（アウフ）.
そして、稲妻も雷鳴も彼らを止められなかった。

Kalt（カルト） wie（ヴィー） das（ダス） Eis（アイス）.
氷のように寒い。

Wir（ヴィーァ） werden（ヴェーァデン） stark（シュタルク） und（ウント） bleiben（ブライベン） Freunde（フロインデ） bis（ビス） ans（アンス） Ende（エンデ） dieser（ディーザー） Welt（ヴェルト）.
僕らは強くなる。そして、この世界の終わりまで友達であり続けよう。

Mein（マイン） Herz（ヘルツ） ist（イスト） schwach（シュヴァッハ）, …
私の心は弱くて、……

die（ディー） Zukunft（ツークンフト） noch（ノッホ） nicht（ニヒト） kennen（ケンネン）, ich（イヒ） weiß（ヴァイス） ganz（ガンツ） genau（ゲナウ）, …
未来はまだ分からないけど、私は確かに知っている、……

参考文献

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