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アイヌ語

言語学」の記事から分離・独立する形で作成。
筆者は、物理学が専門であり、言語学は専門外の門外漢であるため、
ここに書いてある内容は、あまり鵜呑みにしない方が良いかも知れない。

目次

アイヌ語の数詞
アイヌ語の語彙・単語の一覧
ア行
カ行 サ行 タ行 ナ行
ハ行 パ行
マ行 ヤ行 ラ行 ワ行
アイヌ語の文法
アイヌ語由来の地名
北海道アイヌ語の例文をフラクトゥールで書いてみた
樺太アイヌ語の例文もフラクトゥールで書いてみた




アイヌ語の数詞

アイヌ語の数詞を「数字順」に載せる。

数連体詞 数名詞(人) 数名詞(人以外)
日本語 アイヌ語
Aynu itak
ラテン文字表記 日本語 アイヌ語
Aynu itak
ラテン文字表記 日本語 アイヌ語
Aynu itak
ラテン文字表記
1つの シネ sine 1人 シネン sinen 1つ シネ sinep
2つの トゥ
ト゚
tu 2人 トゥン
ト゚ン
tun 2つ トゥ
ト゚
tup
3つの re 3人 レン ren 3つ rep
4つの イネ ine 4人 イネン inen 4つ イネ inep
5つの アシㇰネ
(アシネ)
asikne 5人 アシㇰネン
(アシネン)
asiknen 5つ アシㇰネ
(アシ
asiknep
6つの イワン iwan 6人 イワニウ iwaniw 6つ イワンペ iwanpe
7つの アㇻワン
(アワン)
arwan 7人 アㇻワニウ
(アワニウ)
arwaniw 7つ アㇻワンペ
(アワンペ)
arawanpe
8つの トゥペサン
ト゚ペサン
tupesan 8人 トゥペサニウ
ト゚ペサニウ
tupesaniw 8つ トゥペサンペ
ト゚ペサンペ
tupesanpe
9つの シネペサン sinepesan 9人 シネペサニウ sinepesaniw 9つ シネペサンぺ sinepesanpe
10の ワン wan 10人 ワニウ waniw 10 ワンペ wanpe
20の ホッネ hotne 20人 ホッネン hotnen 20 ホッネ hotnep

日本語 アイヌ語
Aynu itak
ラテン文字表記
11の シネ イカㇱマ ワン
(シネ イカマ ワン)
sine ikasma wan
11 シネ イカㇱマ ワンペ
(シネ イカマ ワンペ)
sinep ikasma wanpe
12の トゥ イカㇱマ ワン
(トゥ イカマ ワン)
tu ikasma wan
12 トゥ イカㇱマ ワンペ
(トゥ イカマ ワンペ)
tup ikasma wanpe
13の レ イカㇱマ ワン
(レ イカマ ワン)
re ikasma wan
13  イカㇱマ ワンペ
(レ イカマ ワンペ)
rep ikasma wanpe
14の イネ イカㇱマ ワン
(イネ イカマ ワン)
ine ikasma wan
14 イネ イカㇱマ ワンペ
(イネ イカマ ワンペ)
inep ikasma wanpe
15の アシㇰネ イカㇱマ ワン
(アシネ イカマ ワン)
asikne ikasma wan
15 アシㇰネ イカㇱマ ワンペ
(アシ イカマ ワンペ)
asiknep ikasma wanpe
16の イワン イカㇱマ ワン
(イワン イカマ ワン)
iwan ikasma wan
16 イワンペ イカㇱマ ワンペ
(イワンペ イカマ ワンペ)
iwanpe ikasma wanpe
17の アㇻワン イカㇱマ ワン
(アワン イカマ ワン)
arawan ikasma wan
17 アㇻワンペ イカㇱマ ワンペ
(アワンペ イカマ ワンペ)
arawanpe ikasma wanpe
18の トゥペサン イカㇱマ ワン
(トゥペサン イカマ ワン)
tupesan ikasma wan
18 トゥペサンペ イカㇱマ ワンペ
(トゥペサンペ イカマ ワンペ)
tupesanpe ikasma wanpe
19の シネペサン イカㇱマ ワン
(シネペサン イカマ ワン)
sinepesan ikasma wan
19 シネペサンぺ イカㇱマ ワンペ
(シネペサンぺ イカマ ワンペ)
sinepesanpe ikasma wanpe



アイヌ語の語彙・単語の一覧(505/730)

アイヌ語の単語の和訳には複数通りの解釈が有り得るため、
日本語の五十音順に並べたアイヌ語の単語を和訳する。
小書き片仮名が機種依存文字になる場合もあるため、
括弧内に下付き文字で併記することにした。
※グレーアウトされている単語は、 「言語学」の記事内にて、
単語比較を行った単語である(重複掲載)。
一部の単語には、WikipediaやWiktionaryへの導線有。

目次

ア行
カ行 サ行 タ行 ナ行
ハ行 パ行
マ行 ヤ行 ラ行 ワ行

ア行(206)

ア行だけで100単語を越えるので、

で始まる各単語を分割した。

ア(58)

アイヌ語
Aynu itak
ラテン文字表記 和訳 備考
アイ ay
アイカ aykap 下手だ 自動詞
1項動詞
【対義語】:askay
【類義語】:eaykap
アイヌ aynu 人間 キリル文字転写:「айну」
アイヌコㇿ
(アイヌコ
aynukor (~を)敬う
尊敬する
~を大事にする
合成語
他動詞
※静内方言
【語源】:「aynu 人間」+「kor 持つ」
アイヌパタ aynupata 羨ましい
アイヌモシㇼ
(アイヌモシ
Aynumosir
aynu mosir
アイヌモシリ
アイヌ民族の地
人間界
人間世界
人間の国
人間の静かなる大地
人間の世界
地上の世界
※北海道に限定されない
【対義語】:kamuymosir
アウ aw
第2種位置名詞
【対義語】:soy
アウタコタン awtakotan あの世 【語源】:「隣りの村」
アウンモシㇼ
(アウンモシ
Awunmosir
(aw-un-mosir)
青森あおもり(地名) 【語源】:「隣り・の・国」、「隣・の・地」
アエ aep
(a=e-p)
食べ物 合成語
【語源】:「a= 我々(人間)が」+「e 食べる」+「-p もの」
アㇰ(ア
アキ
アキヒ
ak
aki
akihi
アㇱカイ
(アカイ)
askay 上手だ 自動詞
1項動詞
アシㇰ
(アシ
asik 5 ※間投詞(数える時)
【比較】:日本語「足」?
アシㇰネ
(アシネ)
asikne 5つの 【比較】:日本語「足」?
アシㇰネ
(アシ
asiknep 5つ 【比較】:日本語「足」?
アシㇰネン
(アシネン)
asiknen 5人 【比較】:日本語「足」?
アㇱケペッ(アケペッ)
アㇱケペチ(アケペチ)
アㇱケペチヒ(アケペチヒ)
askepet
askepeci
askepecihi
概念形:askepet(アケペッ)
所属形(短形):askepeci(アケペチ)
所属形(長形):askepecihi(アケペチヒ)
【比較】:日本語「足」?
アシトマ asitoma 恐ろしい
アシㇼ
(アシ
asir 新しい
新しくなる
【対義語】:husko
アシン asin 出る
アチャ
アーチャ
aca
aaca

お父さん
テュルク語族? 或いは、遍歴語?
※aca(アチャ)は北海道アイヌ語、
aaca(アーチャ)は樺太アイヌ語。
【比較】:ウィルタ語「амма(amma)」
【比較】:英語「father(ファーザー)」
【比較】:古英語「fæder(ファデル)」
【比較】:独逸ドイツ語「Vater(ファーター)」
【比較】:トルコ語「ata(アタ)」
→「父なるトルコ人」を意味する「 アタテュルク
└※【私見】:蝦夷(えみし)の族長「 アテルイ
の意味は、「ate ruy」で「強い父」(後置修飾)か?
└※【私見】:フン語が、現在主流の説では
テュルク諸語のブルガール語群に属すとされるので、
フン族の王 「 アッティラ」にも同様の意味があるか?
アチャ
アチャポ
aca
acapo
伯父
叔父
おじさん
※地方によっては、acaが存命人物、acapoが故人、
として区別する場合があるようだ。
アッカリ akkari ~より
アットゥㇱ
(アットゥ
attus アットゥシ
厚司織
樹皮衣
アトゥイ atuy
アナイシㇼ
(アナイシ
anaysir 死者の霊
幽霊
【参考文献】:「 幽霊 (ゆうれい)とは【ピクシブ百科事典】
アナㇰ
(アナ
anak ~は 【比較】:インドネシア語「anak」(意味:「子供」)
アナㇰネ
(アナネ)
anakne ~は
アパ apa 【比較】:インドネシア語「apa(アパ)」(意味:「何」)
アパッポ apappo 【類義語】:nonno
カㇱ
(ア
apkas 歩く
apto ※北海道西部方言
【類義語】:ruyanpe
【比較】:英語「rain(レイン)」
【比較】:独逸ドイツ語「Regen(レーゲン)」
【比較】:グアラニー語「ama」
アフ ahup 家に入る 移動動詞
自動詞
1項動詞
(単数形):ahun
(複数形):ahup
アフ ahupte ~を入れる 移動動詞
他動詞
2項動詞
(単数形):ahunke
(複数形):ahupte
【語源】:「ahup 入る(複数形)」+「-te させる」
アフン ahun 家に入る 移動動詞
自動詞
1項動詞
(単数形):ahun
(複数形):ahup
アフンケ ahunke ~を入れる 移動動詞
他動詞
2項動詞
(単数形):ahunke
(複数形):ahupte
【語源】:「ahun 入る(単数形)」+「-ke させる」
アプンノ apunno 無事に
穏かに
アフンポル ahunporu あの世への入り口(の洞穴) 合成語
【語源】:「ahun 入る」+「poru 洞穴」
アフンルパㇻ
(アフンルパ
ahunrupar あの世への入り口 合成語
【語源】:「ahun 入る」+「ru 道」+「par 口」
アペ ape オーストロネシア語族
【比較】:タガログ語「apoy」
【比較】:インドネシア語「api(アピ)」
【比較】: 日琉祖語「*poi」
→上代日本語「pi」
→「fi」→現代日本語「hi」
【比較】:ナヴァホ語「ku」(意味:「火」)
アペアリ apeari 火を焚く 自動詞(apeari=an)
アマッポ amappo 仕掛け弓
アマㇺ
(アマ
amam 穀物
アマメチカッポ amamecikappo スズメ 合成語
【語源】:穀物を食べる小鳥
アミプ amip 着物 合成語
【語源】:「a= 我々が」+「mi 着る」+「-p もの」
アㇺキㇼ
(ア
amkir ~を知っている 他動詞
2項動詞
【対義語】:eramiskari
【類義語】:eraman、eramuan
アㇺキㇼ
(ア
amkir ~したことがある 助動詞
【対義語】:eramiskari
アムㇱペ
(アムペ)
amuspe カニ 【出典】:イワンレクトゥペ(六つ首の化け物)
アムニン
アムニニ
アムニニヒ
amnin
amnini
amninihi
印欧語族?
概念形:amnin(アムニン)
所属形(短形):amnini(アムニニ)
所属形(長形):amninihi(アムニニヒ)
【比較】:英語「arm(アーム)」
【比較】:独逸ドイツ語「Arm(アルム)」
アㇻカ
(アカ)
arka 痛い オーストロネシア語族
自動詞
1項動詞
【比較】:沖縄語ウチナーグチ「あがー(アガー)」
アㇻケ
(アケ)
arke 片方 ※「arke」(片方、半分)、「harki」(左)、「horka」(逆、反対)
の3語はアイヌ語内で語源共通?
【出典】:レ ホッネ シンタ(60のゆりかご)
アㇻパ
(アパ)
arpa 行く (単数形):arpa
(複数形):paye
【対義語】:ek
【比較】:ニヴフ語「vid(ヴィッド)」(意味:「行った」)
アㇻワニウ
(アワニウ)
arwaniw 7人
アㇻワン
(アワン)
arwan 7つの
アㇻワンペ
(アワンペ)
arawanpe 7つ
アリキキ arikiki 頑張る 自動詞
1項動詞
アリキキノ arikikino 一生懸命
頑張って
アン an ある
いる
(単数形):an
(複数形):oka

イ(41)

アイヌ語
Aynu itak
ラテン文字表記 和訳 備考
イェ ye ~を言う
~と言う
他動詞(a=ye)
イウタニ iutani
イオマンテ
イヨマンテ
iomante
iyomante
熊送り 【語源】:「i= それを」+「omante 送る」
【語源】:「i= それを」+「omante 返す」
イカㇱマ
(イカマ)
ikasma 余る
イカラリ ikarari コーチングステッチ
イクパスイ ikupasuy 捧酒箸
イサㇺ
(イサ
isam ない
いない
なくなる
イセポ isepo ウサギ 合成語
【語源】:「ise イーと鳴く」+「po 小さいもの」
イソ iso クマ 印欧語族?
※樺太アイヌ語
【比較】:スペイン語「oso(オッソ)」
イソサンケカムイ isosankekamuy エゾフクロウ 合成語
【語源】:獲物を下す神
イソヤンケカムイ isoyankekamuy シャチ 合成語
【語源】:獲物(この場合は鯨)を陸に揚げる神
イタㇰ(イタ
イタㇵ(イタ
itak
itah
言葉 オーストロネシア語族?
名詞
キリル文字転写:「итак」
※itak(イタ)は北海道アイヌ語、
itah(イタ)は樺太アイヌ語。
イタㇰ(イタ
イタㇵ(イタ
itak
itah
話す オーストロネシア語族?
自動詞
1項動詞
※itak(イタ)は北海道アイヌ語、
itah(イタ)は樺太アイヌ語。
【比較】:沖縄語ウチナーグチ「ゆんたく」
イチェン icen お金
イッカ ikka 盗む 自動詞
1項動詞
【類義語】:eikka(他動詞)
イッカ クㇽ
(イッカ ク
ikka kur 泥棒 合成語
【語源】:「ikka 盗む」+「kur 人」
イテキ iteki ~するな
イナウ inaw 木幣 遍歴語?
ニヴフ語 または ウィルタ語、
或いは、 日本語からの借用語?

※アイヌ語「inaw」、ニヴフ語「nau」、
ウィルタ語「illau」(借用方向は不明)。
※日本語の「稲穂」に由来するという説もある。
イネ ine 4つの
イネ inep 4つ
イネン inen 4人
イノトゥ inotu オーストロネシア語族?
【出典】:ニタイパカイェ
【類義語】:ramat
イパカリ ipakarip 化け物 ※北海道アイヌ語
【類義語】:oyasi
イペ ipe 食事 名詞
イペ ipe 食事する 自動詞
1項動詞
【類義語】:e(他動詞)
イマㇰ(イマ
イマカケ
イマカケヘ
imak
imakake
imakakehe
(~の)うしろ
(~の)あと
概念形:imak(イマ
所属形(短形):imakake(イマカケ)
所属形(長形):imakakehe(イマカケヘ)
イマカケタ
イマカケ タ
imakaketa
imakake ta
今後
その むこうの
【出典】:レ ホッネ シンタ(60のゆりかご)
イメル imeru 稲妻
稲光
【比較】:英語「lightning(ライトニング)」
【比較】:独逸ドイツ語「Blitz(ブリッツ)」
【比較】:仏蘭西フランス語「éclair(エクレール)」
イヤイライケレ
イヤイライキレ
iyairaykere
iyayraykire
有難う 合成語
※iyairaykere(イヤイライケレ)は北海道アイヌ語、
iyayraykire(イヤイライキレ)は樺太アイヌ語。
イヨッタ iyotta 一番
最も
イヨハイ iyohay あきれた
おやおや
おやまあ
間投詞
イランカラ irankarapte こんにちは 合成語
キリル文字転写:「Иранкарапутэ」
イルㇱカ
(イルカ)
iruska 怒る
腹を立てる
自動詞
1項動詞
【類義語】:ruska(他動詞)
イワ iwa
イワニウ iwaniw 6人
イワン iwan 6つの
イワンケ iwanke 元気だ 自動詞
1項動詞
イワンケノ iwankeno 元気に 副詞
イワンペ iwanpe 6つ
イワンレクトゥㇱペ
(イワンレクトゥペ)
Iwanrekutuspe
(Iwan-rekut-us-pe)
iwanrekutuspe
六つ首の化け物 合成語
【出典】:イワンレクトゥペ(六つ首の化け物)
インカㇻ
(インカ
inkar 見る 自動詞
1項動詞
※見るものがはっきり示されていない場合に使う。
【類義語】:nukar(他動詞)

ウ(28)

アイヌ語
Aynu itak
ラテン文字表記 和訳 備考
ウアㇺキㇼアン ナ。
(ウアアン ナ。)
uamkir=an na. よろしくお願いします。
ウウェウヌ uweunu (弓に矢を)つがえる 【出典】:タノタフレフレ(この砂赤い赤い)
ウエネウサㇻ(ウエネウサ
ウウェネウサㇻ(ウウェネウサ
uenewsar
uwenewsar
四方山よもやま話をする 【比較】:沖縄語ウチナーグチ「ゆんたく」
ウエペケㇾ(ウエペケ
ウウェペケㇾ(ウウェペケ
uepeker
uwepeker
散文説話
昔話
民話
合成語
【語源】:「u- 互い」+「e- について」
+「peker 明らかになる」
=「お互いの情報を知る」
ウェン wen 悪い 【対義語】:pirka
ウェンカムイ wenkamuy 悪い神
化け物
【参考文献】:
・「 ウェンカムイ (うぇんかむい)とは
【ピクシブ百科事典】
ウェンクㇽ
(ウェンク
wenkur 貧乏人 合成語
【語源】:「wen 悪い」+「kur ひと」
ウェンペ wenpe 悪い人
愚かな人
怠けもの
ウォセ wose 遠吠えする 自動詞
【語源】:「(オオカミが)ウォーと鳴く」
ウォーヤアン wooyaan
wooya an
色々な ※樺太アイヌ語
【類義語】:usa
ウコイタㇰ
(ウコイタ
ukoytak 会話する 合成語
ウサ usa 色々な 【類義語】:wooyaan(樺太アイヌ語)
ウㇱ
(ウ
us ~につく
ウセイ usey お湯
ウタㇻ(ウタ) / ウタラ
ウタリ
ウタリヒ
utar / utara
utari
utarihi
仲間
親戚
同族
同胞
人々
~達
概念形:utar(ウタ
所属形(短形):utari(ウタリ)
所属形(長形):utarihi(ウタリヒ)
※utar(ウタ)は北海道アイヌ語、
utara(ウタラ)は樺太アイヌ語。
ウトゥラ
ウト゚ラ
ウト゜ラ
utura 一緒に行く
連れ立つ
合成語オーストロネシア語族
自動詞
【語源】:「互いを連れる」
ウトゥラノ
ウト゚ラノ
uturano 一緒に 合成語オーストロネシア語族
副詞
ウナ una 【出典】:イワンレクトゥペ(六つ首の化け物)
ウナㇻペ
(ウナペ)
unarpe おばさん
ウヌカㇻ
(ウヌカ
unukar 会う 自動詞
【語源】:「u- 互いに」+「nukar ~を見る」
ウパㇱ
(ウパ
upas
ウポトㇹ シウニン
(ウポト シウニン)
upotoh siwnin ※樺太アイヌ語
ウポポ upopo 座り歌
ウレ
ウレヘ
ure
urehe
概念形:ure(ウレ)
所属形(短形):ure(ウレ)
所属形(長形):urehe(ウレヘ)
ウワ uwa 知らない
忘れた
間投詞
ウン un ~へ
~の
格助詞
(場所)へ
(場所)の
ウンチ unci ※樺太アイヌ語
ウンマ umma

エ(43)

アイヌ語
Aynu itak
ラテン文字表記 和訳 備考

エー
e
ee
~を食べる 印欧語族
他動詞
2項動詞
※e(エ)は北海道アイヌ語、
ee(エー)は樺太アイヌ語。
【類義語】:ipe(自動詞)
【比較】:英語「eat(イート)」
【比較】:独逸ドイツ語「essen(エッセン)」
【比較】:シュメール語「ku」
エアイカ eaykap ~が下手だ
~ができない
他動詞
2項動詞
【語源】:「e- ~について」+「aykap 下手だ/できない」
エアイカ eaykap ~できない 助動詞
(能力の欠如も含めて広い意味で)
【語源】:「e- ~について」+「aykap できない」
エアㇱカイ
(エアカイ)
easkay ~が上手だ
~ができる
他動詞
2項動詞
【語源】:「e- ~について」+「askay 上手だ/できる」
エアㇱカイ
(エアカイ)
easkay ~できる 助動詞
【語源】:「e- ~について」+「askay できる」
エアニ eani あなた 2人称単数代名詞
エイッカ eikka ~を盗む 他動詞
2項動詞
【類義語】:ikka(自動詞)
エエン een 鋭い 自動詞
1項動詞
エオハイシトマ eohaysitoma ~が気味悪い 2項動詞
エカシ ekasi 祖父
エキロロアン ekiroroan ~が楽しい
エㇰ
(エ
ek 来る 【対義語】:arpa
【比較】:ニヴフ語「p'r'ə(プシュ)」(意味:「来る」)
【比較】:ニヴフ語「p'r'əd(プシュッド)」(意味:「来た」)
エクㇱコンナ(エクコンナ)
エクㇲコンナ(エクコンナ)
ekuskonna いきなり
突然
副詞
エシノッ esinot ~で遊ぶ 他動詞
2項動詞
【類義語】:sinot(自動詞)
エシモイサムン esimoysamun
esimoysam un
右へ
右側へ
【対義語】:eharkisamun
エタㇰ
(エタ
etak さあ! 間投詞
※石狩方言等
※沙流方言等では、hetak(へタ
※沙流方言→石狩方言で語頭のh音脱落?
エタㇱペ
(エタペ)
etaspe トド
エチオカ ecioka あなたたち
あなた達
おまえたち
きみたち
君たち
君達
代名詞(ニ人称複数)
エトゥ etu
エトゥピㇼカ
(エトゥピカ)
etupirka エトピリカ 合成語
【語源】:「くちばしが美しい」
※後置修飾
エトゥㇷカ
(エトゥカ)
etuhka カラス ※樺太アイヌ語
【類義語】:paskur(北海道アイヌ語)
エトㇰ(エト
エトコ
エトコホ
etok
etoko
etokoho
第1種位置名詞
(動いているものの・時間的)前
基本形(短形):etok(エト
長形:etoko(エトコ)
長形:etokoho(エトコホ)
エネ ene このように
エネ イタキ ene itak hi こう言った
このように言った
エネ ene~ヒ hi 構文
※子音の後のh音が消える
【出典】:イワンレクトゥペ(六つ首の化け物)
エネ オカ ヒ ene oka hi 次のようなことである エネ ene~ヒ hi 構文
【語源】:直訳すると「このように・ある・こと」
【出典】:ふうふのイナウがさらわれた
エパカㇱヌ
(エパカヌ)
epakasnu ~に~を教える 複他動詞
3項動詞
エハㇻキサムン
(エハキサムン)
eharkisamun
eharkisam un
左へ
左側へ
【対義語】:esimoysamun
エポㇹコイポロ
(エポコイポロ)
epohkoiporo 黄色 ※樺太アイヌ語
エミナ emina ~を笑う 他動詞
【類義語】:mina(自動詞)
エムㇱ
(エム
emus 太刀
エムㇱコㇿペ
(エムペ)
emuskorpe 警官
警察
警察官
【語源】:「刀を持つ奴」
※明治時代には警察官がサーベルを腰に下げていたことから。
エムイケ emuyke 全て 副詞
※樺太アイヌ語
エモ emo イモ 【語源】:日本語の「芋」
【比較】:沖縄語ウチナーグチ「いむ」(「o」→「u」に狭母音化)
エヤイコシラㇺスイパ
(エヤイコシラスイパ)
eyaykosiramsuypa ~について考えをめぐらす
~について熟考する
合成語
【語源】:「エ e ~について」+「ヤイ yay 自分」
+「コ ko ~に対して」+「シ si 自分の」
+「ラㇺ(ラ) ram 心」
+「スイパ suypa ~を揺らす(複数形)」
エヤミ eyami カケス
エヤミカ eyamika カケス罠
エヤㇺ
(エヤ
eyam ~を大事にする 他動詞
2項動詞
エラマス eramasu ~をこの
~を気に入る
他動詞
2項動詞
エラマン
エラムアン
eraman
eramuan
知る
知っている
分かる
※eraman(エラマン)は、石狩方言等。
eramuan(エラムアン)は、沙流方言、静内方言等。
エラミㇱカリ(エラミカリ)
エラムㇱカリ(エラムカリ)
eramiskari
eramuskari
~を知らない 他動詞
2項動詞
【対義語】:amkir、eraman、eramuan
エラミㇱカリ(エラミカリ)
エラムㇱカリ(エラムカリ)
eramiskari
eramuskari
~したことがない 助動詞
【対義語】:amkir
エルㇺ(エル
エㇾム(エム)
erum
ermu
ネズミ
エンチウ enciw 人間 ※樺太アイヌ語(雅語)

オ(36)

アイヌ語
Aynu itak
ラテン文字表記 和訳 備考
オイラ oyra ~を忘れる
オカ oka ある
いる
(単数形):an
(複数形):oka
オカチョキ okacoki 汽車 日本語からの借用語
【語源】:日本語の「陸蒸気」
オキキㇼムイ
(オキキムイ)
Okikirmuy オキキㇼムイ
(オキキムイ)
※オキクㇽミ(オキクミ)の幌別方言
オキクㇽミ
(オキクミ)
Okikurmi オキクㇽミ
(オキクミ)
【参考文献】
・「 アイヌラックル - Wikipedia
・「 オキクルミとは [単語記事] - ニコニコ大百科
オタ ota
オッカイポ okkaypo 若者
オッカヨ okkayo 印欧語族?
【語源】:トカラ語の「oṅk」?
【対義語】:menoko
【出典】:イワンレクトゥペ(六つ首の化け物)
オハ oha からである
空っぽである
空っぽになる
【参考文献】:樺太島北端の「 オハ」市の名称の由来は
エヴェンキ語で「悪い水」を意味するとされる。
※【私見】:「0(ゼロ)」の意味として使える?(文献不明)
オハウ ohaw
汁物
印欧語族?
キリル文字転写:「ухау(ウハウ)」
【語源】:露西亜ロシア語の「уха(ウハー)」
【参考文献】: 「アイヌ料理 - Wikipedia
オハウキナ ohawkina ニリンソウ 合成語
※千歳方言
※地方によってはpukusakina(プクサキナ)とも呼ぶ。
オハチスイェ
オハチスエ
ohacisuye 空き家の化け物
空家の番人
※樺太アイヌ語
オハチセ ohacise
(oha-cise)
空き家
op やり ※静内方言
【類義語】:yoomah(樺太アイヌ語)
オホカㇻ
(オホカ
ohokar チェーンステッチ
鎖縫い
オホンノ ohonno 長い間
オマ oma ~にある
~に入る
~に入っている
~に位置する
他動詞
2項動詞
オマレ omare ~を~(場所)に入れる 複他動詞
3項動詞
【語源】:「オマ oma 位置する」+「レ -re させる」
オマン oman 行く 自動詞
1項動詞
オマンテ omante 送る 【語源】:「oman 行く」+「-te させる」(使役接辞)
=「行かせる」→「送る」
オヤウ oyaw ※樺太アイヌ語
※語頭のh音脱落?
【類義語】:kinasut(北海道アイヌ語)
オヤシ oyasi 妖怪
怪物
化け物
※樺太アイヌ語
【類義語】:ipakarip
オヤ oya 次の
他の
オヤシㇺ
(オヤシ
oyasim 明後日あさって
オヤ チュ oya cup 来月
オヤパ oyapa 来年 合成語
【語源】:「oya 他の」+「pa 年」
オルㇱペ
(オルペ)
oruspe
オㇿ(オ
オロ
or
oro
~の中
~のところ
第1種位置名詞
(中空のもの)の中、~のところ
基本形(短形):or(オ
長形:oro(オロ)
オロッコ Orokko ウィルタ 【語源】:自称の「ウィルタ」の語源は、ウィルタ語で、
「飼いならしたトナカイ」を意味する「ula」。
アイヌによる他称「オロッコ」の語源は、
満洲・ツングース語で、「家畜としてのトナカイ」を
意味する「oro(オロ)」と考えられ、「トナカイの民」、
「トナカイ飼養者」を意味すると推測されている。
オロワ orowa ~から
それから
合成語
【語源】:「oro ~の場所」+「wa から」
オロワノ orowano それから 合成語
【語源】:「orowa それから」+「-no 副詞派生接尾辞」
オンカミ onkami 拝む
オンタロ ontaro 日本語からの借用語
【語源】:日本語の「大樽おおだる
【出典】:イワンレクトゥペ(六つ首の化け物)
オンナイ
オンナイケ
オンナイケヘ
onnay
onnayke
onnaykehe
~の中 第1種位置名詞
(中空のもの)の中
オンネ onne 年老いている 【対義語】:pewre
オンネ onnep 膃肭臍オットセイ 【語源】:老大なもの

カ行(79)

アイヌ語
Aynu itak
ラテン文字表記 和訳 備考
ka
ka ~の上 第1種位置名詞
~に接触した上
ka ~も 副助詞
カウレン kawren 朝鮮 ※樺太アイヌ語
カッコㇰ
(カッコ
kakkok 郭公カッコウ
カニ kani 金属
日本語からの借用語
【語源】:日本語の「金(かね)」
カニ kani オーストロネシア語族?
※千歳方言、沙流方言等の北海道西部方言
カネ kane 金属
日本語からの借用語
【語源】:日本語の「金(かね)」
カネ kane ~して
~しながら
~ように
カパ kapap 蝙蝠コウモリ オーストロネシア語族?
或いは、日琉祖語との言語接触?(借用方向は不明)
【語源】:「kap 皮」+?
└※【私見】:「kap 皮」+「rap 翼」として、r音脱落か?
【比較】:日琉祖語「*kapa pər-i」
【比較】:沖縄語ウチナーグチ「かーぶやー(カーブヤー)」
カピウ kapiw カモメ 印欧語族?
【比較】:イタリア語「gabbiano(ガッビアーノ)」
【比較】:スペイン語「gaviota(ガビオータ)」※gaivota?
kap
カㇺ
(カ
kam
kamuy
(КАМУИ)
オーストロネシア語族
【語源】:日本語の「神」
【比較】: 日琉祖語「*kamui」
カムイチェ kamuycep サケ 合成語
【語源】:神の魚
【類義語】:sipe
カムイノミ kamuynomi 神に祈る
カムイフㇺ
(カムイフ
kamuyhum
雷鳴
合成語
【語源】:神の音
【比較】:英語「thunder(サンダー)」
【比較】:独逸ドイツ語「Donner(ドンナー)」
カムイユカㇻ
(カムイユカ
kamuyyukar 神謡
カㇻ
(カ
kar ~を作る 他動詞(a=kar)
2項動詞
カリ kari ~を通って 【比較】:英語「through(スルー)」
【比較】:独逸ドイツ語「durch(ドゥルヒ)」
【比較】:セデック語「kari(カリ)」
(意味:「言葉」)
カルㇱ
(カル
karus キノコ
カンキ kanki 日本語からの借用語
【語源】:日本語の「鉤」
カント kanto
カンナ kanna 上方の 【対義語】:pokna
カンナ kanna また
再び
カンナカムイ kannakamuy 雷神
竜神
合成語
カンピ kampi 日本語からの借用語
【語源】:日本語の「紙」
【比較】:沖縄語ウチナーグチ「かび(カビ)」
カンピソㇱ
(カンピソ
kampisos 合成語
【語源】:「kampi 紙」+「sos 束」

キー
ki
kii
~をする 他動詞
2項動詞
※ki(キ)は北海道アイヌ語、
kii(キー)は樺太アイヌ語。
キキㇼ
(キキ
kikir
キサㇻ(キサ
キサラ
キサラハ
kisar
kisara
kisaraha
概念形:kisar(キサ
所属形(短形):kisara(キサラ)
所属形(長形):kisaraha(キサラハ)
キサルンペ kisarumpe 耳飾り 名詞
キナ kina 【類義語】:mun
キナスッ kinasut 合成語
※北海道アイヌ語
【語源】:草の下
【類義語】:oyaw
キミ kimi トウモロコシ 日本語からの借用語
【語源】:日本語の「キビ」
キㇺ
(キ
kim 山(の方) 第2種位置名詞
「山の方」を指す言葉(場所)
【対義語】:pis
キムンカムイ kimunkamuy
ヒグマ
合成語
【語源】:山の神
【参考文献】:
・「 キムン・カムイ (きむんかむい)とは
【ピクシブ百科事典】
キヤイ kiyay
光線
キラ kira 逃げる 【比較】:沖縄語「ひんぎる(ヒンギル)」
【出典】:イワンレクトゥペ(六つ首の化け物)
キラウ
キラウェ
キラウェヘ
kiraw
kirawe
kirawehe
つの 印欧語族?
【比較】:英語「horn(ホーン)」
【比較】:独逸ドイツ語「Horn(ホルン)」
【比較】:ギリシャ語「κερας(ケラス)」
キロㇿ(キロ
キロロ
キロロホ
kiror
kiroro
kiroroho
概念形:kiror(キロ
所属形(短形):kiroro(キロロ)
所属形(長形):kiroroho(キロロホ)

クー
ku
kuu
飲む ※ku(ク)は北海道アイヌ語、
kuu(クー)は樺太アイヌ語。
【比較】:ナヴァホ語「ku」(意味:「火」)

クー
ku
kuu
※ku(ク)は北海道アイヌ語、
kuu(クー)は樺太アイヌ語。
【比較】:ナヴァホ語「ku」(意味:「火」)
クアニ kuani オーストロネシア語族?
※十勝方言等の北海道東部方言、樺太アイヌ語
クス kusu ~ので(~なので)
~から(~だから)
~のために
クス ネ ナ kusu ne na ~するつもりだ
~するだろう
~しなさい
2人称で使うと、命令の意味になる。
※終助詞のナ na「~ぞ」がついて
クス ネ ナ kusu ne naという形になると、
「~することになっているのだぞ」ということから、
「~するのだぞ」という命令の意味でも使われるようになる。
クネニ kuneni イチイ 合成語
【語源】:「ku 弓」+「ne ~に成る」+「ni 木」
クㇽ(ク
クリ
クリヒ
kur
kuri
kurihi

概念形:kur(ク
所属形(短形):kuri(クリ)
所属形(長形):kurihi(クリヒ)
クㇽ(ク
クル
クㇷ(ク
kur
kuru
kuh
人間 ※kur(ク)は北海道アイヌ語、
kuru(クル)、kuh(ク)は樺太アイヌ語。
クンネ kunne
黒い
黒くなる
オーストロネシア語族?
【語源】:「kur 影」+「ne である」
【比較】:日本語「暗い」、「暮れ」、「黒」
クンネ kunne オーストロネシア語族?
【比較】:日本語「暗い」、「暮れ」、「黒」
クンネ アン kunne an 夜になる
クンネイワ kunneywa
クンネチュ kunnecup 合成語
クンネフレ kunnehure 茶色 ※千歳方言、美幌方言、幌別方言
ケタ keta 宗谷方言、樺太方言
【出典】:不明(「アイヌ語の起源」に僅かに記載?)
ケマ
ケマハ
kema
kemaha

足(全体)
概念形:kema(ケマ)
所属形(短形):kema(ケマ)
所属形(長形):kemaha(ケマハ)
ケマフレ kemahure
kema hure
ケイマフリ 合成語
【語源】:「足が赤い」
※後置修飾
ケㇺ(ケ
ケミ
ケミヒ
kem
kemi
kemihi
概念形:kem(ケ
所属形(短形):kemi(ケミ)
所属形(長形):kemihi(ケミヒ)
ケㇺ
(ケ
kem
ケラ kera
ケラアン
ケーラアン
keraan
keeraan
美味おいしい 合成語
自動詞
※keraan(ケラアン)は北海道アイヌ語、
keeraan(ケーラアン)は樺太アイヌ語。
【語源】:「味がある」
【比較】:沖縄語ウチナーグチ「まーさん(マーサン)」
ケㇾ
(ケ
ker 【比較】:セデック語「kucu(クツ)」(←日本語)
ケレ kere ~に触る
コㇱネ
(コネ)
kosne 軽い
軽くなる
自動詞
【対義語】:pase
コソンテ kosonte 小袖 日本語からの借用語
【語源】:日本語の「小袖こそで
【出典】:タノタフレフレ(この砂赤い赤い)
コタン kotan
集落
ニヴフ語からの借用語?
【語源】:ニヴフ語の「街」、「町」を意味する、
「χotton」?(借用方向は不明)
【参考文献】:「古屯駅 - Wikipedia
コタンコㇿウタㇻ
(コタンコウタ
kotankorutar 村人
コタンコㇿカムイ
(コタンコカムイ)
kotankorkamuy シマフクロウ 合成語
【語源】:村の守り神
コタンコㇿクㇽ
(コタンコ
kotankorkur 村長
コレ kore ~を~に与える
~に~を渡す
他動詞
3項動詞
※二重他動詞、複他動詞
コㇿ
(コ
kor ~を持つ
所有する
~の
他動詞
2項動詞
コㇿ
(コ
kor ~したら
~しつつ
~しながら
~すると
~ながら
接続助詞
コㇿカ(コカ)
コロカ
korka
koroka
~けど
~けれど
接続助詞
※korka(コカ)は北海道アイヌ語、
koroka(コロカ)は樺太アイヌ語。
コㇿコニ
(ココニ)
korkoni フキ
コㇿポックㇽ
(コポック
korpokkur コロポックル 合成語
【語源】:フキの下の人
コンカーニ
コンカニ
コンカネ
konkaani
konkani
konkane

金色
日本語からの借用語
【語源】:日本語の「こがね」
※konkaani(コンカーニ)は樺太アイヌ語。
※北海道アイヌ語のうち、沙流方言では、
konkane(コンカネ)を、それ以外の方言では、
konkani(コンカニ)を、主に用いるようだ。
コンプ konpu 昆布 【比較】:沖縄語ウチナーグチ「くーぶ(クーブ)」
コンル konru 【類義語】:rup

サ行(87)

※17世紀頃は、サ行の発音がシャ行だった可能性がある。

アイヌ語
Aynu itak
ラテン文字表記 和訳 備考
sa 手前
前の方
第2種位置名詞
【対義語】:mak
サㇰ(サ
サキータ
sak
sakiita
印欧語族
※sak(サ)は北海道アイヌ語、
sakiita(サキータ)は樺太アイヌ語。
【比較】:英語「summer(サマー)」
【比較】:独逸ドイツ語「Sommer(ゾンマー)」
サㇰソモアイェ
(サソモアイェ
Saksomoayep
(Sak-somo-ayep)
saksomoayep
(sak-somo-ayep)
夏には言わせぬ者
夏には言われぬ者
夏に語らざる存在
合成語
蛇神ホヤウカムイの別名。
【語源】:「夏」+「人が言わない」+「者」
⇒夏季にその名を口にしてはならない者
サケヘ sakehe 折り返し
折節
折り節
~の折節
囃子ことば

リフレイン
サッ sat 乾いた
乾く
サナサ sanasapte ~を出す 他動詞
2項動詞
(単数形):sanasanke
(複数形):sanasapte
サナサンケ sanasanke ~を出す 他動詞
2項動詞
(単数形):sanasanke
(複数形):sanasapte
サパ
サパハ
sapa
sapaha
概念形:sapa(サパ)
所属形(短形):sapa(サパ)
所属形(長形):sapaha(サパハ)
【比較】:セデック語「sapa(サパ)」(意味:「下の前歯」)
【比較】:シュメール語「Sang(サン)」
※シュメール人の自称「ウンサンギガ(黒頭の民)」
sap 山を下りる
出る
移動動詞
自動詞
1項動詞
(単数形):san
(複数形):sap
sapte ~を山から下ろす
~を出す
移動動詞
他動詞
2項動詞
(単数形):sanke
(複数形):sapte
サポ sapo
お姉さん
サㇺ(サ
サマ
サマケ
サマケヘ
sam
sama
samake
samakehe
(~の)そば 第1種位置名詞
サモㇿモシㇼ
(サモモシ
Samormosir
Samor mosir
(sam-or-mosir)
本州 【語源】:「そば・の・地」、「隣の世界」
サㇻ(サ
サㇽ(サ
サラ
サラハ
sar
sara
saraha
尻尾しっぽ
サㇻ(サ
サㇽ(サ
サリ
サリヒ
sar
sari
sarihi
葦原あしはら
サラニ saranip 網かご
サン san 山を下りる
出る
移動動詞
自動詞
1項動詞
(単数形):san
(複数形):sap
サンケ sanke ~を山から下ろす
~を出す
移動動詞
他動詞
2項動詞
(単数形):sanke
(複数形):sapte
サンタ Santa 山丹人
ウリチ
サンタン santan 中国
サンタンクㇽ
(サンタンク
santankur 中国人
サンペ sampe
sanpe
心臓
シアマㇺ
(シアマ
siamam 合成語
【語源】:「si 真の」+「amam 穀物」
シウニン siwnin

黄色
シㇰ(シ
シキ
シキヒ
sik
siki
sikihi
概念形:sik(シ
所属形(短形):siki(シキ)
所属形(長形):sikihi(シキヒ)
【比較】:シュメール語「Siki(シキ)」(意味:「髪」)
【比較】:シュメール語「Igi(イギ)」(意味:「目」)
シケㇾペ
(シケペ)
sikerpe キハダの実 【参考文献】: 「キハダ (植物) - Wikipedia
シケㇾペペウㇱ
(シケペペウ
sikerpepeus 黄色 ※石狩方言
シサミタㇰ
(シサミタ
sisam itak 日本語
シサㇺ(シサ
シーサㇺ(シーサ
Sisam (sisam
siisam
和人
日本人
【語源】:「si- 真なる」+「sam そば」 (直訳:「すぐそば」)
【語源】:「si- 主な」+「sam 隣り」
【語源】:「si- 自分の」+「sam そば」⇒「隣人」
※Sisam(シサ)は北海道アイヌ語、
siisam(シーサ)は樺太アイヌ語。
【比較】:ニヴフ語「sizəm(シズム)」
シサㇺモシㇼ(シサモシ
シーサㇺモシリ(シーサモシリ)
sisam mosir
siisam mosiri
日本
日本国
※sisam mosir(シサモシ)は北海道アイヌ語、
siisam mosiri(シーサモシリ)は樺太アイヌ語。
シッポ sippo
シト sito 団子
【参考文献】: 「アイヌ料理 - Wikipedia
シトマ sitoma ~を恐れる 他動詞
2項動詞
シニ sini 休む 自動詞
1項動詞
【比較】:インドネシア「sini(シニ)」(意味:「ここ」)
シーネ siine 休む 自動詞
※樺太アイヌ語
シネアントタ sineantota ある日 合成語
シネ sine 1つの 印欧語族
シネ sinep 1つ 印欧語族
シネペサニウ sinepesaniw 9人 ※減数法?
シネペサン sinepesan 9つの ※減数法?
シネペサンぺ sinepesanpe 9つ ※減数法?
シネン sinen 1人 印欧語族
シノッ sinot 遊ぶ 自動詞
1項動詞
【類義語】:esinot(他動詞)
【比較】:日本語「しのぶ」
シノッチャ sinotca
シノッチャキ sinotcaki 歌う
歌を歌う
自動詞
1項動詞
シペ sipe サケ 合成語
【語源】:「si 本当の」+「ipe 食べ物」
【類義語】:kamuycep
シモイサㇺ(シモイサ
シモンサㇺ(シモンサ
simoysam
simonsam

右側
【対義語】:harkisam
※【私見】:ン+サ行音(n+s)→イ+サ行音(y+s)に音交替?
シモン simon-
右の
シャクシャイン Saksaynu
Samkusaynu
シャクシャイン ※【私見】:「sak 夏」+「us ~につく」+「aynu 人」?
シャモ Samo 和人 (蔑称)
シュㇺ
(シュ
sum 西 【対義語】:menas、cupka
【類義語】:cuppok
※時代や地域によっては「ス」、
或いは、「スム」と発音される?
※17世紀頃は、サ行の発音がシャ行だった?
シュムクㇽ
シュムクル
スムンクル
Sumunkur
(sum-un-kur)
シュムクル 合成語
【語源】:西の人
※17世紀頃は、サ行の発音がシャ行だった?
シラㇻ sirar
シロカ-ニ
シロカニ
シロカネ
sirokaani
sirokani
sirokane

銀色
日本語からの借用語
【語源】:日本語の「しろがね」
※sirokaani(シロカ-ニ)は樺太アイヌ語。
※北海道アイヌ語のうち、沙流方言では、
sirokane(シロカネ)を、それ以外の方言では、
sirokani(シロカニ)を、主に用いるようだ。
シンキ sinki 疲れる 自動詞
1項動詞
シンタ sinta 揺りかご
シントコ sintoko 行器ほかい ニヴフ語からの借用語?
【語源】:ニヴフ語の「樽」を意味する、
「sinduχ」?(借用方向は不明)
シンプイ simpuy 井戸 ※シㇺプイ(シプイ)とは表記しない
シンマ simma 明日 ※樺太アイヌ語
【類義語】:nisatta(北海道アイヌ語)
シンリッ sinrit 先祖
シンリッ sinrit
スイ suy また
スイェ suye ~を振る
~を揺らす
他動詞
2項動詞
(単数形):suye
(複数形):suypa
スイパ suypa ~を振る
~を揺らす
他動詞
2項動詞
(単数形):suye
(複数形):suypa
スウェ suwe ~を煮る 他動詞
2項動詞
(単数形):suwe
(複数形):supa
スウォ suwop
スクㇱ
(スク
sukus 日光
日が差す
【比較】:日本語「透かす」
スクㇱカㇻ
(スク
sukuskar 日当たり
日光に当たる
【語源】:「sukus 日光」+「kar ~を作る」
【比較】:日本語「透かす」
スサㇺ
(スサ
susam シシャモ 合成語
【語源】:「柳」+「葉」
ススハㇺ
(ススハ
susu ham 柳の葉
スパ supa ~を煮る 他動詞
2項動詞
(単数形):suwe
(複数形):supa
スマ suma
スマリ sumari キツネ 印欧語族?
※樺太アイヌ語
【類義語】:cironnup(北海道アイヌ語)
【比較】:英語「fox(フォックス)」
【比較】:独逸ドイツ語「Fuchs(フックス)」
【比較】:スペイン語「zorro(ソーロ)」
スㇺ
(ス
sum
スㇺ
(ス
sum 西 【対義語】:menas、cupka
【類義語】:cuppok
※時代や地域によっては、「シュ」、
或いは、「シュム」と発音される?
※17世紀頃は、サ行の発音がシャ行だった?
スメレンクㇽ(スメレンク
スメレンクル
Sumerenkur
Sumerenkuru
ニヴフ
ギリヤーク
【語源】:「sumari(狐)」+「kur(人)」、
或いは、「sum(西)」+「repunkur(外国人)」か?
スㇽク
(スク)
surku トリカブト
オーストロネシア語族?
【比較】:沖縄語ウチナーグチ「るく(ルク)」
セイ sey 貝殻
セコㇿ
(セコ
sekor ~と言う
~と思う
セタ seta 【比較】:ニヴフ語「qanŋ(カヌン)」
【比較】:ウィルタ語「ӈинда(ŋinda)」
セトゥㇽ(セトゥ
セトゥル
セトゥルフ
setur
seturu
seturuhu
背中 オーストロネシア語族?
概念形:setur(セトゥ
所属形(短形):seturu(セトゥル)
所属形(長形):seturuhu(セトゥルフ)
【比較】:日本語「背」?
ソイ soy 第2種位置名詞
【対義語】:aw
ソイネ soyne 外に出る 自動詞
1項動詞
ソモ somo いいえ
~ない
ソモ キ somo ki ~をしない
ソヤ soya ハチ 【出典】:イワンレクトゥペ(六つ首の化け物)
ソンノ sonno 本当に 【出典】:イワンレクトゥペ(六つ首の化け物)

タ行(73)

※「tu」の音の表記は、
「トゥ」、「ト゚」、「ト゜」
の様に、複数通りが混在している。

アイヌ語
Aynu itak
ラテン文字表記 和訳 備考
ta ~で
~に
(場所)で
(場所)に
タネ tane
もはや
【対義語】:teeta
タネ アナㇰネ
(タネ アナネ)
tane anakne 今は
もはや
※「今は」と直訳せず、「もはや」とか「ついに」と
訳したほうが自然であることがよくある。
【対義語】:teeta kane
タネポ tanepo 初めて 副詞
※千歳方言、美幌方言、幌別方言、静内方言
タン tan この
タント tanto 今日 合成語
【語源】:「この」+「日」
タンネ tanne 長い
長くなる
自動詞
1項動詞
【対義語】:takne
タンパ tanpa 今年 合成語
名詞
【語源】:「この」+「年」
タンぺ tanpe これ
チェッポ ceppo 小魚 合成語
【語源】:「cep 魚」+「-po 指小辞」
チェ
チェㇸ(チェ
cep
ceh
合成語
※cep(チェ)は北海道アイヌ語、
ceh(チェ)は樺太アイヌ語。
【語源】:「ci= 我々が」+「e 食べる」+「-p もの」
【比較】:ニヴフ語「c'o(チョ)」
【比較】:グアラニー語「pira」
チカッポ cikappo 小鳥 合成語
【語源】:「cikap 鳥」+「-po 指小辞」
チカ cikap 合成語?
【語源】:「ci= 我々」+「ka (の上にいる?)」+「p もの」
【比較】:グアラニー語「guyra」
チキ ciki ~したら
~ならば
チクニ cikuni 【類義語】:ni
チサナサンケ cisanasanke 出る 合成語
【語源】:「自らを・前・の方に・出る・させる」
=「自分を前に出す」=「出る」
チㇱ
(チ
cis 泣く
チセ cise キリル文字転写:「ТИСЭ」
チピヤㇰ
(チピヤ
cipiyak オオジシギ 【語源】:オオジシギの鳴き声から
cip
チマキナ cimakina 独活ウド 合成語
【語源】:我々が焼く草
チャㇱ
(チャ
cas 走る ※樺太アイヌ語?
チャシ casi
印欧語族? 或いは、遍歴語?
【語源】:「ci= 我々が」+「asi 立てる」+「hi もの」?
【比較】:日本語「さし」(←百済語?)
【比較】:沖縄語ウチナーグチ「グスク」
【比較】:英語「castle(キャッスル)」
【比較】:独逸ドイツ語「Burg(ブルク)」
【比較】:独逸ドイツ語「Schloß(シュロス)」
【出典】:ふうふのイナウがさらわれた
チャチャ caca じいさん ※樺太アイヌ語?
チャペ cape 印欧語族
【比較】:沖縄語「まやー(マヤー)」
【比較】:英語「cat(キャット)」
【比較】:独逸ドイツ語「Katze(カッツェ)」
チャランケ caranke 議論する
談判する
討論する
チュㇰ
(チュ
cuk
チュッポㇰ
(チュッポ
cuppok 西 第2種位置名詞
【対義語】:cupka、menas
【類義語】:sum
チュ cup 太陽
【比較】:ニヴフ語「k'eŋ(ケン)」(意味:「太陽」)
【比較】:ケチュア語「inti(インティ)」(意味:「太陽」)
【比較】:ケチュア語「quilla(キリャ)」(意味:「月」)
チュ cupka 第2種位置名詞
【対義語】:cuppok、sum
【類義語】:menas
チラナランケ ciranaranke 降りる 合成語
※雅語
チロンヌ cironnup キタキツネ 合成語
※北海道アイヌ語
【語源】:我々が狩るもの
【類義語】:sumari
【比較】:英語「fox(フォックス)」
【比較】:独逸ドイツ語「Fuchs(フックス)」
【比較】:スペイン語「zorro(ソーロ)」
テイネ teyne 濡れる
濡れた
濡れている
じめじめした
湿った
湿地
湿地の
テエタ teeta 【対義語】:tane
テエタ カネ teeta kane 【対義語】:tane anakne
※テエタ teetaだけでも「昔」「かつて」という副詞的な意味や、
「昔の」「以前の」という連体詞的な意味になるが、
テエタ カネ teeta kaneは副詞的な意味で使われる表現で、
カネ kaneをつけて5音節にしている。
テㇰ(テ
テケ
テケヘ
tek
teke
tekehe
オーストロネシア語族?
概念形:tek(テ
所属形(短形):teke(テケ)
所属形(長形):tekehe(テケヘ)
テタラ tetara ※樺太アイヌ語

トー
to
too
※to(ト)は北海道アイヌ語、
too(トー)は樺太アイヌ語。

トー
to
too
※to(ト)は北海道アイヌ語、
too(トー)は樺太アイヌ語。
トアン toan あの
トアンタ toanta あそこに
トアンペ toanpe あれ
トイ toy
トゥ
ト゚
ト゜
tu 2つの 印欧語族
キリル文字転写:「ту」
【比較】:英語「two(トゥー)」
【比較】:独逸ドイツ語「zwei(ツヴァイ)」
トゥイェ
ト゚イェ
ト゜イェ
tuye ~を切る 他動詞
2項動詞
(単数形):tuye
(複数形):tuypa
トゥイパ
ト゚イパ
ト゜イパ
tuypa ~を切る 他動詞
2項動詞
(単数形):tuye
(複数形):tuypa
トゥイマ
ト゚イマ
ト゜イマ
tuyma 遠い 自動詞
1項動詞
トゥイマノ
ト゚イマノ
ト゜イマノ
tuymano 遠く 副詞
トゥス tusu 巫術
トゥスクㇽ(トゥスク
トゥスクル
トゥスクㇷ(トゥスク
tusukur
tusukuru
tusukuh
巫覡ふげき
巫者
※tusukur(トゥスク)は北海道アイヌ語、
tusukuru(トゥスクル)、tusukuh(トゥスク)は樺太アイヌ語。
トゥナカイ
トゥナッカイ
トゥナㇵカイ
(トゥナカイ)
tunakay (tonakay)
tunakkay (tonakkay)
tunahkay
トナカイ
馴鹿じゅんろく
ニヴフ語からの借用語?
【語源】:ニヴフ語「tlaŋi(tlangi)」
からの借用語と考えられている。
トゥナㇱ(トゥナ
ト゚ナㇱ(ト゚ナ
ト゜ナㇱ(ト゜ナ
tunas 早い
速い
トゥナㇱノ(トゥナノ)
ト゚ナㇱノ(ト゚ナノ)
ト゜ナㇱノ(ト゜ナノ)
tunasno 早く 【出典】:イワンレクトゥペ(六つ首の化け物)
トゥ
ト゚
ト゜
tup 2つ 印欧語族
【比較】:英語「two(トゥー)」
【比較】:独逸ドイツ語「zwei(ツヴァイ)」
トゥペサニウ
ト゚ペサニウ
ト゜ペサニウ
tupesaniw 8人 ※減数法?
トゥペサン
ト゚ペサン
ト゜ペサン
tupesan 8つの ※減数法?
トゥペサンペ
ト゚ペサンペ
ト゜ペサンペ
tupesanpe 8つ ※減数法?
トゥペㇱ(トゥペ
ト゚ペㇱ(ト゚ペ
ト゜ペㇱ(ト゜ペ
tupes 8 ※間投詞(数える時)
トゥミ
ト゚ミ
ト゜ミ
tumi 戦争
いくさ
トゥミコㇿクㇽ
(トゥミコ
ト゚ミコㇿクㇽ
(ト゚ミコ
ト゜ミコㇿクㇽ
(ト゜ミコ
tumikor kur 戦士 【出典】:不明
トゥㇺ(トゥ
ト゚ㇺ(ト゚
ト゜ㇺ(ト゜
トゥム
ト゚ム
ト゜ム
トゥムケ
ト゚ムケ
ト゜ムケ
tum
tumu
tumuke
~の中 第1種位置名詞
(詰まっているもの)の中
概念形:tum
所属形(短形):tumu
所属形(長形):tumuke
トゥムンチ tumunci 戦争
トゥラ
ト゚ラ
ト゜ラ
tura ~を連れる
~を連れていく
オーストロネシア語族
他動詞
【比較】:日本語「連れ」
トゥラシ
ト゚ラシ
ト゜ラシ
turasi ~に沿って
~に沿って上手に
トゥラノ
ト゚ラノ
ト゜ラノ
turano ~と一緒に
~とともに
合成語オーストロネシア語族
後置副詞
トゥン
ト゚ン
ト゜ン
tun 2人 印欧語族
【比較】:英語「two(トゥー)」
【比較】:独逸ドイツ語「zwei(ツヴァイ)」
トカ tokap
トカチュ tokapcup 太陽 合成語
【語源】:昼間の日
【比較】:ニヴフ語「k'eŋ(ケン)」
【比較】:ケチュア語「inti(インティ)」
トッカリ tokkari 海豹アザラシ
トット totto
お母さん
※千歳方言等。
トペン topen 甘い
トペンペ topenpe お菓子
トマリ tomari
日本語からの借用語
トンコリ tonkori 五弦琴 ニヴフ語からの借用語?
キリル文字転写:「ТОНКОРИ」
【語源】:ニヴフ語の「弦楽器」を意味する、
「təŋrəŋ」?(借用方向は不明)

ナ行(52)

アイヌ語
Aynu itak
ラテン文字表記 和訳 備考
na
~よ
終助詞
ナイ nay
ナㇺ
(ナ
nam 冷たい 【類義語】:yam
ナン
ナヌ
ナヌフ
nan
nanu
nanuhu
概念形:nan(ナン)
所属形(短形):nanu(ナヌ)
所属形(長形):nanuhu(ナヌフ)
ナンコㇿ
(ナンコ
nankor ~だろう 助動詞

ニー
ni
nii
※ni(ニ)は北海道アイヌ語、
nii(ニー)は樺太アイヌ語。
【類義語】:cikuni
ニカピロ nikapiro 黄色 合成語
【語源】:「nikap 樹皮」+日本語の「iro 色」
※千歳方言、美幌方言、幌別方言
ニカ nikap 樹皮 合成語
【語源】:「ni 木」+「kap 皮」
ニサッタ nisatta 明日 ※北海道アイヌ語
【類義語】:simma(樺太アイヌ語)
ニㇱ
(ニ
nis
ニㇱクㇽ(ニ
ニㇱクル(ニクル)
niskur
niskuru
合成語
【語源】:「nis 空」+「kur 陰」
※niskur(ニ)は北海道アイヌ語、
niskuru(ニクル)は樺太アイヌ語。
ニㇱパ
(ニパ)
nispa 金持ち
長者
紳士
旦那
ニス nisu うす
ニタイ nitay
ニッネカムイ Nitnekamuy
nitnekamuy
悪魔
ニテㇰ
(ニテ
nitek 木の枝 合成語
【語源】:「ni 木」+「tek 手」
ニハㇺ
(ニハ
niham 木の葉 合成語
ニペㇰ(ニペ
ニペキ
ニペキヒ
nipek
nipeki
nipekihi

かがや
ニンカリ ninkari 耳輪

ヌー
nu
nuu
~を聞く 他動詞
2項動詞
※nu(ヌ)は北海道アイヌ語、
nuu(ヌー)は樺太アイヌ語。
ヌイ nuy 【比較】:日本語「不知火(しらぬい)」
ヌイェ nuye ~を掃く
ヌイェ nuye ~を彫る 他動詞
2項動詞
ㇻ(ヌ
ヌカラ
nukar
nukara
~を見る 他動詞
2項動詞
※nukar(ヌ)は北海道アイヌ語、
nukara(ヌカラ)は樺太アイヌ語。
※見るものがはっきり示されている場合に使う。
【類義語】:inkar(自動詞)
ヌカレ nukare ~が~に~を見せる 使役動詞
3項動詞
※使役接尾辞エ -e がつくと使役形になる。
ヌソ nuso ソリ
ヌチャ nuca ロシア人 ※樺太アイヌ語
【類義語】:Huresisam
nupki 濁り水
ヌプリ nupuri オーストロネシア語族?
※そこにそびえ立っている物としての山を指す
【比較】:日本語「登り」←よく当て字に用いられる(例:登別)
【比較】:日本語「上(のぼ)り」、「昇り」
ヌプリコㇿカムイ
(ヌプリコカムイ)
nupurikorkamuy
ヒグマ
合成語
【語源】:山を守る神
ヌプㇽ(ヌプ
ヌプル
nupur
nupuru
濃い
尊い
能力
霊力
霊力がある
※nupur(ヌプ)は北海道アイヌ語、
nupuru(ヌプル)は樺太アイヌ語。
ヌペ nupe
ヌマン
ヌーマン
numan
nuuman
昨日 ※numan(ヌマン)は北海道アイヌ語、
nuuman(ヌーマン)は樺太アイヌ語。
ヌㇺケ
(ヌケ)
numke ~を選ぶ 2項動詞
ヌレ nure ~に~を聞かせる 3項動詞

ネー
ne
nee
~だ
~である
2項動詞
※ne(ネ)は北海道アイヌ語、
nee(ネー)は樺太アイヌ語。
ネア nea その
ネアンペ neanpe それ
ネアンペ neanpe ~は ※樺太アイヌ語
ネㇱコ
(ネコ)
nesko 胡桃クルミ
nep ※【私見】:「ねぷた」の語源?
ネワ newa ~と 副助詞
ノカ noka 【出典】:レ ホッネ シンタ(60のゆりかご)
ノㇰ
(ノ
nok 【比較】:ニヴフ語「ŋojeq」(意味:「卵」)
ノㇱキ
(ノキ)
noski 真ん中 【出典】:イワンレクトゥペ(六つ首の化け物)
ノㇱキ タ
(ノキ タ)
noski ta 真ん中に 【出典】:イワンレクトゥペ(六つ首の化け物)
ノㇱパ
(ノパ)
nospa ~を追いかける
ノチウ nociw 印欧語族?
【比較】:ラテン語「nox(ノクス)」(意味:「夜」)
【比較】:ギリシャ語「νυξ(ニュクス)」(意味:「夜」)
ノットゥ nottu
ノヤ noya ヨモギ 【比較】:沖縄語ウチナーグチ「ふーちばー(フーチバー)」
ノヤシト noyasito ヨモギ 合成語
ノンノ nonno グアラニー語?
【比較】:グアラニー語「ñana」
 (意味:「植物」?)←Google翻訳より
【類義語】:apappo

ハ行(59)

清音のハ行と半濁音のパ行を合わせると、
100単語近くになるので、両者を分離した。
※他の文献では、清音のハ行と半濁音のパ行を
分けずにまとめて記載している場合もある。

アイヌ語
Aynu itak
ラテン文字表記 和訳 備考
ハイー hai 痛い! 【出典】:イワンレクトゥペ(六つ首の化け物)
(※アイヌ語ラジオ講座平成10年度第2期等にも僅かに記載あり。)
ハウ haw
ハウェ hawe ~の声
~という話
ハウェアン hawean 言う 合成語
自動詞
1項動詞
【語源】:「hawe ~の声」+「an ある(単数形)」
(単数形):hawean
(複数形):haweoka
ハウェオカ haweoka 言う 合成語
自動詞
1項動詞
【語源】:「hawe ~の声」+「oka ある(複数形)」
(単数形):hawean
(複数形):haweoka
ハㇱカ
(ハ
haskap ハスカップ (和名:クロミノウグイスカグラ)
ハタゴヤ hatagoya 旅館 日本語からの借用語
【語源】:日本語の「旅籠屋はたごや
ハチレ hacire ~を落とす 他動詞
ハッ hat ヤマブドウ
ハポ hapo
お父さん
※千歳方言等。
ハポ hapo
お母さん
ハㇺ
(ハ
ham
ハヨㇰペ
(ハヨペ)
hayokupe よろい 【出典】:ニタイパカイェ
【出典】:ふうふのイナウがさらわれた
【参考文献】:
・「 リビングアーマー (りびんぐあーまー)とは
【ピクシブ百科事典】」
ハㇻキ(ハキ)
ハㇽキ(ハキ)
harki- 左の 接頭辞
※「arke」(片方、半分)、「harki」(左)、「horka」(逆、反対)
の3語はアイヌ語内で語源共通?
ハㇻキサㇺ
(ハキサ
harkisam
左側
【対義語】:simonsam、simoysam
ハㇻキソ
(ハキソ)
harkiso 左座 【対義語】:simoyso
ハン han しない (否定)
副詞
※樺太アイヌ語
hi こと
もの
ところ
とき
ヒオーイオイ hioy'oy ありがとう
フキナネ hukinane
若草色
※千歳方言、美幌方言、幌別方言、
静内方言、石狩方言
フㇱコ
(フコ)
husko 古い
古くなる
【対義語】:asir
フチ huci 祖母
フッサ hussa おはらいの息 ※まじないで、息を吹きかけるときに発する言葉
フナㇰ
(フナ
hunak どこ 【比較】:独逸ドイツ語「wo(ヴォー)」
フナㇰ ワ
(フナ ワ)
hunak wa どこから 【比較】:独逸ドイツ語「woher(ヴォヘーア)」
フナクン hunak un どこへ 【比較】:独逸ドイツ語「wohin(ヴォヒン)」
フㇺ
(フ
hum
フラ hura 匂い
フラルイキナ huraruykina ギョウジャニンニク 合成語
【語源】:匂いの強い草

フーレ
hure
huure

赤い
赤くなる
遍歴語?
※hure(レ)は北海道アイヌ語、
huure(フーレ)は樺太アイヌ語。
【比較】:日本語「紅(くない)」
【比較】:英語「red(レッド)」
【比較】:独逸ドイツ語 「Rot(ロート)」
【比較】:イタリア語「rosso(ロッソ)」
【比較】:インドネシア語「merah(メラッ)」
【比較】:トルコ語「kırmızı(クルムズ)」
フレシサㇺ
(フレシサ
Huresisam 西洋人
ロシア人
合成語
【語源】:「hure 赤い」+「sisam 隣人」
【類義語】:nuca
フンナ hunna 【比較】:独逸ドイツ語「wer(ヴェーア)」
フンペ humpe
hunpe
クジラ
ヘカチ hekaci 少年
子供
ヘタㇰ
(ヘタ
hetak さあ
早く
間投詞
※沙流方言等
※石狩方言等では、etak(エタ
※沙流方言→石狩方言で語頭のh音脱落?
ヘチラㇱパ
(ヘチラパ)
heciraspa 咲く
ヘペㇾ
(ヘペ
heper 子熊 【類義語】:pewrep
ヘポラ heporap チョウ 【類義語】:marewrew
ヘマカ hemaka 終える ※樺太アイヌ語
ヘマンタ
ヘマタ
hemanta
hemata
※hemanta(ヘマンタ)は北海道アイヌ語、
hemata(ヘマタ)は樺太アイヌ語。
【比較】:独逸ドイツ語「was(ヴァス)」
ヘマンタ クス hemanta kusu 何故
ヘンケ henke お爺さん ※樺太アイヌ語
ヘンパキウ hempakiw 何人
ヘンパㇰ
(ヘンパ
hempak いくつの
ヘンパㇰペ
(ヘンパペ)
hempakpe 何個
ホクレ hokure さあ 【出典】:イワンレクトゥペ(六つ首の化け物)
ホㇱキ
(ホキ)
hoski 先に 副詞
ホㇱキヌマン
(ホキヌマン)
hoskinuman 一昨日おととい 合成語
【語源】:「hoski 先に」+「numan 昨日」
ホㇱキパ
(ホキパ)
hoskipa 去年
ホッ hot 20 ※間投詞(数える時)
ホッネ hotne 20の
ホッネ hotnep 20
ホッネン hotnen 20人
ホプニ hopuni 飛び立つ
ホヤウカムイ Hoyaw Kamuy 蛇の神 【参考文献】:
・「 ホヤウカムイ - Wikipedia
・「 ホヤウカムイ (ほやうかむい)とは
【ピクシブ百科事典】」
ホラㇰ
(ホラ
horak 倒れる
崩れる
ホㇿカ
(ホカ)
horka 逆さ
反対
逆戻り
※「arke」(片方、半分)、「harki」(左)、「horka」(逆、反対)
の3語はアイヌ語内で語源共通?
【参考文献】:「幌加内町 - Wikipedia
ホㇿカレイェ
(ホカレイェ
horkareyep ザリガニ 【語源】:「horka 逆」+「reye う」+「p もの」
【参考文献】:「ザリガニ - Wikipedia
ホㇿケウ
(ホケウ)
horkew

パ行(46)

清音のハ行と半濁音のパ行を合わせると、
100単語近くになるので、両者を分離した。
※他の文献では、清音のハ行と半濁音のパ行を
分けずにまとめて記載している場合もある。

アイヌ語
Aynu itak
ラテン文字表記 和訳 備考
pa
パイェ paye 行く (単数形):arpa
(複数形):paye
【対義語】:ek
【比較】:ニヴフ語「vid(ヴィッド)」(意味:「行った」)
パイカㇻ(パイカ
パイカラ
paykar
paykara
※paykar(パイカ)は北海道アイヌ語、
paykara(パイカラ)は樺太アイヌ語。
パウセ pawse コンと鳴く 【語源】:「パウと鳴く」
※「パウ」というのはキツネの鳴き声
パウパウ paw paw コンコン キツネの鳴き声
パエトㇰ
(パエト
paetok 雄弁
パㇰノ
(パノ)
pakno ~まで
パㇱクㇽ
(パ
paskur カラス オーストロネシア語族?
※北海道アイヌ語
【類義語】:etuhka(樺太アイヌ語)
パスイ pasuy はし オーストロネシア語族?
【語源】:日本語の「はし」?(借用方向は不明)
pase 重い
重くなる
【対義語】:kosne
パテㇰ
(パテ
patek ~だけ
~ばかり
後置副詞
パナ pana 川下
パナンペ Pananpe
(pana-un-pe)
パナンペ 合成語
【語源】:川下の方の者
パㇵノ
(パノ)
pahno ほど
まで
副助詞
※樺太アイヌ語
パㇻ(パ
パロ
パロホ
par
paro
paroho
概念形:par(パ
所属形(短形):paro(パロホ)
所属形(長形):paroho(パロホ)
パルンペ
パルンペヘ
parunpe
parunpehe
合成語
概念形:parunpe(パルンペ)
所属形(短形):parunpehe(パルンペヘ)
【語源】:「par 口」+「un にある」+「-pe もの」
ピサック pisakku 柄杓ひしゃく 日本語からの借用語
【語源】:日本語の「柄杓ひしゃく
ピㇱ
(ピ
pis 浜(の方) 第2種位置名詞
【対義語】:kim
ピㇱカン(ピカン)
ピㇱカニ(ピカニ)
ピㇱカニケ(ピカニケ)
ピㇱカニケヘ(ピカニケヘ)
piskan
piskani
piskanike
piskanikehe
周り 第1種位置名詞
ピラ pira
ピㇼカ
(ピカ)
pirka 良い
美しい
なお
【対義語】:wen
【比較】:大アンダマン語族「beri-nga」(意味:「良い」)
【比較】:ケチュア語「willka」(意味:「神聖な」)
ピㇼカノ
(ピカノ)
pirkano 良く 合成語
【語源】:「pirka 良い」+「-no (副詞形成接辞)」
pu 【比較】:ニヴフ語「ɲo(ニョ)」
プクサ pukusa ギョウジャニンニク
プクサキナ pukusakina ニリンソウ ※美幌方言、幌別方言、静内方言、十勝方言、
沙流方言、石狩方言、樺太方言
※地方によってはohawkina(オハウキナ)とも呼ぶ。
プヤㇻ
(プヤ
puyar
ペウレ pewre 若い 【対義語】:onne
ペウレ pewrep 子熊 【類義語】:heper
ペケㇾ(ペケ peker 明るい
明るくなる
明らかになる
自動詞
1項動詞
ペコ peko 【語源】:日本語の東北方言の「ベコ」
ペコトペ pekotope 牛乳
ペッ pet
ペッ トゥラシ
ペットゥラシ
pet turasi
petturasi
川に沿って上流に
川沿いにさかのぼって上流へ
合成語
【出典】:タノタフレフレ(この砂赤い赤い)
ペテトㇰ
(ペテト
petetok 水源 合成語
【出典】:タノタフレフレ(この砂赤い赤い)
ペナ pena 川上
ペナンペ Penanpe
(pena-un-pe)
ペナンペ 合成語
【語源】:川上の方の者
ポイ セタ
(ポン セタ)
poy seta
(pon seta)
小さな犬 ※ン+サ行音(n+s)→イ+サ行音(y+s)に音交替
ポイヤウンペ
ポンヤウンペ
Poyyaunpe
(ponyaunpe)
ポンヤウンペ
ポイヤウンペ
合成語
【語源】:小さい+本土の+者、幼い+本島の+者
※ン+サ行音(n+s)→イ+サ行音(y+s)に音交替
ポㇰナ
(ポナ)
pokna 下方の 【対義語】:kanna
ポㇰナモシㇼ
(ポナモシ
poknamosir 冥界
地獄
奈落
地下の国
死者の国
合成語
【語源】:「pokna 下方の」+「mosir 世界」
※あの世はこの世と昼夜や夏冬が逆
ポネ pone 日本語からの借用語 或いは、遍歴語?
或いは、縄文祖語?(オーストロネシア語族?
【語源】:日本語の「骨」からの借用語
【比較】:英語「bone(ボーン)」
ポル poru 洞穴 【出典】:ふうふのイナウがさらわれた
ポロ poro 大きい 印欧語族?
【対義語】:pon
ポロンノ poronno たくさん 合成語印欧語族?
【語源】:「poro 大きい」+「-no (副詞派生接尾辞)」
ポン pon 小さい 印欧語族
【対義語】:poro
【比較】:英語「little(リトル)」
【比較】:独逸ドイツ語「klein(クライン)」
【比較】:仏蘭西フランス語 「petit(プティ)」
【比較】:イタリア語「piccolo(ピッコロ)」
【比較】:スペイン語「pequeno(ペケーニョ)」
ポンノ ponno 少し 印欧語族

マ行(35)

ゴミを掃く
掃除をする
アイヌ語
Aynu itak
ラテン文字表記 和訳 備考
ma 泳ぐ 自動詞
1項動詞
ma ~を焼く 他動詞
マカナㇰ
(マカナ
makanak どのように
マキリ makiri 小刀 日本語からの借用語?
マㇰ
(マ
mak
奥の方
第2種位置名詞
【対義語】:sa
【比較】:ケチュア語「machu(マチュ)」(意味:「老いた」)
マㇰ
(マ
mak どのように ※makanakの縮約形
マタ
マタイタ
mata
matayta
※mata(マタ)は北海道アイヌ語、
matayta(マタイタ)は樺太アイヌ語。
【比較】:インドネシア語「mata(マタ)」(意味:「目」)
【比較】:ブヌン語「mata(マタ)」(意味:「目」)
マタㇰ(マタ
マタキ
マタキヒ
matak
mataki
matakihi
妹(姉から見た妹) 【語源】:女の弟
マタパ
マタパハ
matapa
matapaha
妹(兄から見た妹) 【語源】:女の親戚
マチヤ maciya
日本語からの借用語
マッネポ
マッネポホ
matnepo
matnepoho
マヌ manu ~(した)そうだ
~するそうだ
という、そうだ
マレウレウ marewrew 【類義語】:heporap
マレㇰ
(マレ
marek 鉤銛
マレッポ mareppo 鉤銛
mi ~を着る 他動詞
2項動詞
ミチ mici
お父さん
※沙流方言等。
ミッポ
ミッポホ
mippomitpo
mippohomitpoho
概念形:mippo(ミッポ)
所属形:mippoho(ミッポホ)
或いは、
概念形:mitpo(ミッポ)
所属形:mitpoho(ミッポホ)
ミナ
ミーナ
mina
miina
笑う 自動詞
1項動詞
※mina(ミナ)は北海道アイヌ語、
miina(ミーナ)は樺太アイヌ語。
【類義語】:emina(他動詞)
ミレ mire ~に~を着せる
~を~に着せる
使役動詞
3項動詞
※使役接尾辞レ -re がつくと使役形になる。
ミンタㇻ
(ミンタ
mintar 【参考文献】:
・「大雪山 - Wikipedia
・「 トムラウシ山 - Wikipedia
ムックリ mukkuri ムックリ
(口琴)
ムン mun
雑草
ムンヌイェ munnuye 合成語
【語源】:ゴミを掃く
ムンヌイェ munnuyep ほうき 合成語
【語源】:ゴミを掃くもの
メアン mean 寒い 合成語
気候(0項動詞)
【語源】:「me 寒気」 + 「an ある」
メナㇱ
(メナ
menas 【対義語】:sum、cuppok
【類義語】:cupka
メナシクㇽ
メナシクル
メナシウンクル
メナスンクル
Menasunkur
(menas-un-kur)
メナシクル 合成語
【語源】:東の人
メノコ menoko 日本語からの借用語?
【語源】:古代日本語「女(め)の子」からの借用。
【対義語】:okkayo
メライケ merayke 寒い 合成語
自動詞(merayke=an)
人間が主語(1項動詞)
【語源】:「me 寒気」+「rayke 殺す」
モイモイケ moymoyke 動く 自動詞
1項動詞
【語源】:「moy(動く)の重複形」+「-ke (他動詞語尾)」
モコㇿ
(モコ
mokor 眠る
モシㇼ(モシ
モシリ
mosir
mosiri
世界

大地
※mosir(モシ)は北海道アイヌ語、
mosiri(モシリ)は樺太アイヌ語。
モユㇰ
(モユ
moyuk タヌキ 【語源】:小さな獲物
モレウ morew
渦巻き
渦巻き模様
【語源】:ゆるやかに曲がる

ヤ行(27)

※「ye」音から始まる場合は、「イェ」と表記するので、ア行に含めている。

アイヌ語
Aynu itak
ラテン文字表記 和訳 備考
ya ~か? (疑問)
ya 岸・陸(の方) 第2種位置名詞
【対義語】:rep
ヤー ya
ヤイカㇻ(ヤイカ
ヤイカㇽ(ヤイカ
yaykar 化ける
変身する
姿を変える
合成語
自動詞
1項動詞
【語源】:「yay 自分」+「kar ~を作る」
ヤイヌ yaynu 思う
考える
合成語
自動詞
1項動詞
【語源】:「yay 自分に」+「nu ~を聞く」
ライケ yairayke
yayirayke
感謝する 合成語
自動詞
1項動詞
※イyとウwは子音だが、母音イi、ウuと区別しない。
発音もほぼ同じように発音して構わないが、
アクセントに関して違いが出るので、
ローマ字では書き分けている。
イライケ yayrayke 自殺する 合成語
自動詞
【語源】:「yay- (再帰接頭辞)」+「rayke 殺す」
※イyとウwは子音だが、母音イi、ウuと区別しない。
発音もほぼ同じように発音して構わないが、
アクセントに関して違いが出るので、
ローマ字では書き分けている。
ヤウヤウ yaw yaw ニャーニャー 猫の鳴き声
ヤウンモシㇼ
(ヤウンモシ
Yaunmosir 北海道本島
ヤオㇱケ(ヤオ
ヤウㇱケ(ヤウ
yaoskep
Yauskep
蜘蛛 【出典】:ヤオ カムイ(くもの女神)
【語源】:「網」+「編む」+「者」
ヤク yaku
役割
役目
日本語からの借用語
【語源】:日本語の「役」
ヤクン yakun ~したら
~ならば
接続助詞
ヤチ yaci 谷地
ヤッカ yakka ~けれど
~しても
ヤッカ ピㇼカ
(ヤッカ ピカ)
yakka pirka ~してもいい
yap 上陸する
陸に上がる
移動動詞
自動詞
(単数形):yan
(複数形):yap
yapte ~を陸に上げる 移動動詞
他動詞
(単数形):yanke
(複数形):yapte
ヤㇺ
(ヤ
yam
ヤㇺ
(ヤ
yam 冷たい 【類義語】:nam
ヤン yan なさい (命令を表す)
ヤン yan 上陸する
陸に上がる
移動動詞
自動詞
(単数形):yan
(複数形):yap
ヤンケ yanke ~を陸に上げる 移動動詞
他動詞
(単数形):yanke
(複数形):yapte
ユカㇻ
(ユカ
yukar 叙事詩
ユㇰ
(ユ
yuk 鹿
獲物
印欧語族?
【語源】:トカラ語で「馬」を意味する、「yuk」?
yupke 強い
激しい
※北海道アイヌ語
【類義語】:ruy
ユポ yupo
お兄さん
ヨーマㇵ
(ヨーマ
yoomah やり ※樺太アイヌ語
【類義語】:op

ラ行(55)

アイヌ語
Aynu itak
ラテン文字表記 和訳 備考
ra 低所
下の(低い)方
第2種位置名詞
【対義語】:rik
ライ ray
死ぬ
ライキ
ライケ
rayki
rayke
殺す
死なせる
合成語
【語源】:「ray 死ぬ」+「-ke (他動詞化接辞)」
(単数形):rayki / rayke
(複数形):ronnu
※rayki(ライキ)は樺太アイヌ語、
rayke(ライケ)は北海道アイヌ語。
ラタㇱケ
(ラタ
rataskep 混ぜ煮 【参考文献】: 「アイヌ料理 - Wikipedia
ラッコ rakko ラッコ
rap 落ちる
下りる
降りる
下に下りる
下に下がる
移動動詞
自動詞
1項動詞
(単数形):ran
(複数形):rap
rapte ~を下ろす
~を降ろす
移動動詞
他動詞
2項動詞
(単数形):ranke
(複数形):rapte

ラプ
ラプフ
rap
rapu
rapuhu
概念形:rap(ラ
所属形(短形):rapu(ラプ)
所属形(長形):rapuhu(ラプフ)
ラプㇱチェ
(ラプチェ
rapuscep トビウオ 合成語
【語源】:「rap 羽」+「us ~が~につく」+「cep 魚」
ラプㇱヌプㇽクㇽ
(ラプヌプ
Rapusnupurkur
(Rap-us-nupur-kur)
翅の生えた魔神
翅の生えた魔力ある神
羽の生えている霊力ある者
合成語
蛇神ホヤウカムイの別名。
ラマッ ramat オーストロネシア語族?
【類義語】:inotu
【比較】:日本語「魂(たま)」、
「霊(たま)」(旧字体:「靈」)
ラㇺ
(ラ
ram 低い
【対義語】:ri
ラㇺ(ラ
ラム
ラムフ
ram
ramu
ramuhu
概念形:ram(ラ
所属形(短形):ramu(ラム)
所属形(長形):ramuhu(ラムフ)
ラム ramu ~を思う 他動詞
2項動詞
ラㇺマ
(ラマ)
ramma いつも ※石狩方言等
ラメトㇰ
(ラメト
rametok 勇気
ラヨチ rayoci 【出典】:イワンレクトゥペ(六つ首の化け物)
ラン ran 落ちる
下りる
降りる
下に下りる
下に下がる
移動動詞
自動詞
1項動詞
(単数形):ran
(複数形):rap
ランケ ranke ~を落とす
~を下ろす
~を降ろす
~を下に下げる
移動動詞
他動詞
2項動詞
(単数形):ranke
(複数形):rapte
ランマ カネ ramma kane いつも ※石狩方言等
【出典】:イワンレクトゥペ(六つ首の化け物)
ri 高い 自動詞
【対義語】:ram
リキ rikip 上がる
上に上がる
移動動詞
自動詞
1項動詞
(単数形):rikin
(複数形):rikip
リキ rikipte ~を上に上げる 移動動詞
他動詞
2項動詞
(単数形):rikinka
(複数形):rikipte
リキン rikin 上がる
上に上がる
移動動詞
自動詞
1項動詞
(単数形):rikin
(複数形):rikip
リキンカ rikinka ~を上に上げる 移動動詞
他動詞
2項動詞
(単数形):rikinka
(複数形):rikipte
リㇰ
(リ
rik 高所
高地
上の(高い)方
第2種位置名詞
【対義語】:ra
リㇱパ
(リパ)
rispa むし 【出典】:イワンレクトゥペ(六つ首の化け物)
リㇺセ
(リセ)
rimse 踊る 【語源】:ドシンという音をたてる、
ドシンドシンと音をたてる
ru 溶ける
融ける

ルー
ru
ruu
※ru(ル)は北海道アイヌ語、
ruu(ルー)は樺太アイヌ語。
ルイ ruy 強い
激しい
※樺太アイヌ語
【類義語】:yupke
ルウェ ネ ruwe ne ~なのだ
~のだ
~のである
ルカネ rukane 水銀 合成語
【語源】:「融ける」+「金属」
└※【私見】:確かに、常温で液体の金属は水銀のみだが、
溶融した金属全般を表す可能性も考えられる。
【出典】:ふうふのイナウがさらわれた
ルクンネ ru kunne 灰色 ※石狩方言
ルㇱカ
(ルカ)
ruska (~に)怒る
(~に)腹を立てる
他動詞
2項動詞
【類義語】:iruska(自動詞)
ルスィ rusuy ~したい

(ル
rup 合成語
【語源】:「融ける」+「もの」
【類義語】:konru
ルフレ ruhure 桃色 ※千歳方言、美幌方言、幌別方言
ルヤンペ ruyanpe

大雨
※(北海道東部方言で)雨。
(北海道西部方言で)嵐、大雨。
【類義語】:apto
【比較】:英語「rain(レイン)」、
或いは、「storm(ストーム)」
【比較】:独逸ドイツ語 「Regen(レーゲン)」、
或いは、「Sturm(シュトゥルム)」
【比較】:グアラニー語「ama」
ルレタㇻ
(ルレタ
ru retar 灰色 ※石狩方言
re 3つの 印欧語族
キリル文字転写:「рэ」
【比較】:英語「three(スリー)」
【比較】:独逸ドイツ語 「drei(ドライ)」
【比較】:仏蘭西フランス語 「trois(トロワ)」
【比較】:イタリア語「tre(トレ)」
【比較】:スペイン語「tres(トレス)」
レイェ reye
レクッ
レクチ
レクチヒ
rekut
rekuci
rekucihi
概念形:rekut(レクッ)
所属形(短形):rekuci(レクチ)
所属形(長形):rekucihi(レクチヒ)
レタㇻ(レタ
レタㇽ(レタ
retar
白い
白くなる
【対義語】:kunne
rep 3つ 印欧語族
【比較】:英語「three(スリー)」
【比較】:独逸ドイツ語 「drei(ドライ)」
【比較】:仏蘭西フランス語 「trois(トロワ)」
【比較】:イタリア語「tre(トレ)」
【比較】:スペイン語「tres(トレス)」
rep 沖(の方) 第2種位置名詞
【対義語】:ya
レプン repun 沖に出る 自動詞
レプンカムイ repunkamuy シャチ 合成語
【語源】:沖の神
レプンクㇽ
(レプンク
repunkur 外国人 合成語
【語源】:沖にいる人
レヘ
レーヘ
rehe
reehe
名前 ※rehe(レヘ)は北海道アイヌ語、
reehe(レーヘ)は樺太アイヌ語。

レーラ
rera
reera
※rera(ラ)は北海道アイヌ語、
reera(レーラ)は樺太アイヌ語。
【比較】:シュメール語「Lil(リル)」
レン ren 3人 印欧語族
【比較】:英語「three(スリー)」
【比較】:独逸ドイツ語 「drei(ドライ)」
【比較】:仏蘭西フランス語 「trois(トロワ)」
【比較】:イタリア語「tre(トレ)」
【比較】:スペイン語「tres(トレス)」
ro ~しよう
ロルンプヤㇻ
(ロルンプヤ
rorunpuyar 上座の窓
ロンヌ ronnu 殺す (単数形):rayki / rayke
(複数形):ronnu

ワ行(11)

アイヌ語
Aynu itak
ラテン文字表記 和訳 備考
wa 終助詞
wa ~して
~て
接続助詞
wa ~から (場所)から
ワッカ
ワㇵカ(ワカ)
wakka
wahka
印欧語族
wakka(ワッカ)は北海道アイヌ語、
wahka(ワカ)は樺太アイヌ語。
【比較】:英語「water(ウォーター)」
【比較】:独逸ドイツ語 「Wasser(ヴァッサー)」
【比較】:イタリア語「acqua(アックア)」
【比較】:ラテン語「aqua(アクア)」
【比較】:古英語「ter(ワテル)」
【比較】:ニヴフ語「c'aχ(チャッハ)」
【比較】:ケチュア語「unu(ウヌ)」
ワッカウㇱカムイ
(ワッカウカムイ)
wakkauskamuy
(Wakka-us-kamuy)
水神
水の神
ワッカタ wakkata 水を汲む
水汲みする
自動詞
1項動詞
ワニウ waniw 10人 テュルク語族からの借用語?
【語源】:u-an「両方ある」?
【比較】:トルコ語「on(オン)」
【比較】:サハ語「уон(ウオン)」
ワウォ wawo アオバト
ワン wan 10の テュルク語族からの借用語?
【語源】:u-an「両方ある」?
【比較】:トルコ語「on(オン)」
【比較】:サハ語「уон(ウオン)」
ワンテ wante ~がわかる 他動詞
※樺太アイヌ語
ワンペ wanpe 10 テュルク語族からの借用語?
【語源】:u-an「両方ある」?
【比較】:トルコ語「on(オン)」
【比較】:サハ語「уон(ウオン)」




アイヌ語の文法

自動詞と他動詞(10)

アイヌ語の動詞は0項動詞(完全動詞)、1項動詞(自動詞)、
2項動詞(他動詞)、3項動詞(複他動詞)と分類される。
アイヌ語では、印欧語や日本語などに相当する形容詞のカテゴリは存在しない。
他の言語で形容詞が表す意味は、アイヌ語では自動詞によって表される。

自動詞
1項動詞
他動詞
2項動詞
備考
アイカ aykap 下手だ エアイカ eaykap ~が下手だ/~ができない ※他動詞・2項動詞の方は、助動詞としても使える。
アㇱカイ askay 上手だ エアㇱカイ easkay ~が上手だ/~ができる ※他動詞・2項動詞の方は、助動詞としても使える。
イッカ ikka 盗む エイッカ eikka ~を盗む
イペ ipe 食事する エ e ~を食べる ※樺太方言では、長母音「エー ee」になる。
イルㇱカ iruska 怒る/腹を立てる ルㇱカ ruska ~に怒る/~に腹を立てる
インカㇻ inkar 見る ヌカㇻ nukar ~を見る ※r 終わりに、エ -e がつくと使役形の
ヌカレ nukare ~が~に~を見せる
という3項動詞になる。
シノッ sinot 遊ぶ エシノッ esinot ~で遊ぶ
ハウェアン hawean 言う イェ ye ~を言う/~と言う
ミナ mina 笑う エミナ emina ~を笑う ※樺太方言では、長母音「ミーナ miina」になる。
ヤイヌ yaynu 思う/考える ラム ramu ~を思う

単数形と複数形(6)

アイヌ語は「動詞数」といって、名詞ではなく動詞に単数・複数の違いがある。

  単数形 複数形 備考
行く アㇻパ arpa パイェ paye
ある
いる
アン an オカ oka
~を振る
~を揺らす
スイェ suye スイパ suypa
~を切る トゥイェ/ト゚イェ tuye トゥイパ/ト゚イパ tuypa
言う ハウェアン hawean ハウェオカ haweoka
殺す ライキ rayki
ライケ rayke
ロンヌ ronnu ※rayki(ライキ)は樺太アイヌ語、
rayke(ライケ)は北海道アイヌ語。

移動動詞(4×5=20)

自動詞
1項動詞
他動詞
2項動詞
備考
単数形 複数形 意味 単数形 複数形 意味
アフン ahun アフ ahup 家に入る アフンケ ahunke アフテ ahupte ~を入れる  
サン san sap 山を下りる
出る
サンケ sanke テ sapte ~を山から下ろす
~を出す
第2種位置名詞「sa」
ヤン yan yap 上陸する
陸に上がる
ヤンケ yanke テ yapte ~を陸に上げる 第2種位置名詞「ya」
ラン ran rap 落ちる
下りる
降りる
下に下りる
下に下がる
ランケ ranke テ rapte ~を下ろす
~を降ろす
第2種位置名詞「ra」
リキン rikin リキ rikip 上がる
上に上がる
リキンカ rikinka リキテ rikipte ~を上に上げる 第2種位置名詞「rik」

位置名詞

第1種位置名詞と第2種位置名詞がある。
第1種位置名詞の場合は、その前に位置関係の
基準を示す何か他の名詞が来なければならないが、
第2種位置名詞の場合は、前に何も来る必要がない。

第2種位置名詞

キㇺ kim 山(の方) ピㇱ pis 浜(の方)
ヤ ya 岸・陸(の方) rep 沖(の方)
サ sa 手前、前の方 マㇰ mak 奥、奥の方
リㇰ rik 高所、上の(高い)方 ラ ra 低所、下の(低い)方
チュカ cupka 東、東の方 チュッポㇰ cuppok 西、西の方
ソイ soy 外 アウ aw 内、隣
ペナ pena 川上 パナ pana 川下

接頭辞と接尾辞

日本語が接尾辞優勢であるのに対し、アイヌ語は接頭辞が優勢。
日本語、朝鮮語、ツングース系の言語など、
北東アジアや東アジアの言語は接尾辞が優勢。
これに対し、接頭辞が優勢な言語は、アイヌ語以外には
周辺地域ではシベリア中央部のケット語しかない。

接頭辞(7)

アイヌ語
Aynu itak
ラテン文字表記 和訳 備考
u- お互い
お互いに
互い
互いに
互いの

【例】:unukar
ウコ uko- 一緒に
【例】:ukoytak
e- ~について
~で以って
~(場所)で

【例】:eikka、esinot、emina、eyaykosiramsuypa
ko- ~に対して
【例】:eyaykosiramsuypa
si- 真なる
本当の
主な
大きい

【例】:siamam、sipe
mo- 小さい
【例】:moyuk
ヤイ yay- 自分に
自分を

【例】:eyaykosiramsuypa、yaykar、yaynu、yayrayke

接尾辞(9)

アイヌ語
Aynu itak
ラテン文字表記 和訳 備考
-e ~させる 使役接尾辞(r で終わる動詞語幹につく形)
【例】:kore、nukare
-ke ~させる 自動詞に接尾して他動詞になる(使役接尾辞?)
【例】:ahunke、sanke、moymoyke、
yanke、rayke、ranke
-se ~と言う
~と鳴く
~の音を発する
(擬声語+)動詞語根
【例】:wose、pawse、rimse
-te ~させる 使役接尾辞(r 以外の子音で終わる動詞語幹につく形)
【例】:ahupte、omante、sapte、yapte、rapte
-no 副詞化辞
副詞形成接辞
副詞派生接尾辞
【例】:arikikino、iwankeno、orowano、tuymano、
tunasno、pirkano、poronno、ponno
-p ~するもの 母音で終わる音節に続く形
前の音節が母音で終わるとき
【例】:aep、amip、onnep、cep、cironnup、rup
-pe ~するもの 子音で終わる音節に続く形
前の音節が子音で終わるとき
【例】:wenpe、tanpe、toanpe、topenpe
-po 小さいもの 指小辞
【例】:isepo、ceppo、cikappo
-re ~させる 使役接尾辞(母音で終わる動詞語幹につく形)
【例】:iyairaykere、omare、nure、mire




アイヌ語由来の地名(12)

【地名】 アイヌ語
Aynu itak
ラテン文字表記 和訳
岩内町 イワウナイ iwaw nay 硫黄の川
イワナイ iwa nay 山の川
小樽市 オタ・オㇽ・ナイ
(オタ・オ・ナイ)
ota or nay 砂浜の中の川
神居古潭 カムイ・コタン kamuy kotan 神の村
樺太 カムイ・カㇻ・プㇳ・ヤ・モシㇼ
(カムイ・カ・プ・ヤ・モシ
kamuy kar put ya mosir 神が河口に造った島
国後くなしり クンネ・シ kunne sir 黒い島
キナ・シ kina sir 草の島
札幌市 サッ・ポロ・ペッ sat poro pet 乾いた広大な川
サル・ポロ・ペッ sar poro pet 葦原の大きな川
三毛別 サンケ・ペッ sanke pet 川下へ流しだす川
知床 シㇼ・エトㇰ
(シ・エト
sir etok 大地の先端
苫小牧市 ト・マㇰ・オマ・ナイ
(ト・マ・オマ・ナイ)
to mak oma nay 沼の奥にある川
登別市 ヌプㇽ・ペッ
(ヌプ・ペッ)
nupur pet 色の濃い川
幌加内町 ホㇿカ・ナイ
(ホカ・ナイ)
horka nay 逆戻りする川
稚内市 ヤㇺ・ワッカ・ナイ
(ヤ・ワッカ・ナイ)
yam wakka nay 冷水のある沢



北海道アイヌ語の例文をフラクトゥールで書いてみた(44)

𝖙𝖆𝖓𝖕𝖊タンペ  𝖍𝖊𝖒𝖆𝖓𝖙𝖆ヘマンタ  𝖆𝖓アン ?
これは何ですか?

𝖙𝖆𝖓𝖕𝖊タンペ  𝖘𝖚𝖗𝖐𝖚スルㇰ  𝖓𝖊 .
これはトリカブトです。

𝖙𝖆𝖓𝖕𝖊タンペ  𝖘𝖚𝖗𝖐𝖚スルㇰ  𝖓𝖊  𝖞𝖆 ?
これはトリカブトですか?

𝖙𝖆𝖓𝖕𝖊タンペ  𝖘𝖚𝖗𝖐𝖚スルㇰ  𝖘𝖔𝖒𝖔ソモ  𝖓𝖊 .
これはトリカブトではありません。

𝖐𝖆𝖕𝖆𝖕カパプ  𝖆𝖓𝖆𝖐アナㇰ  𝖈𝖎𝖐𝖆𝖕チカプ  𝖘𝖔𝖒𝖔ソモ  𝖓𝖊 .
蝙蝠は鳥ではない。


𝖙𝖔𝖆𝖓𝖙𝖆トアンタ  𝖐𝖚𝖓𝖓𝖊クンネ  𝖕𝖔𝖗𝖔ポロ  𝖈𝖎𝖐𝖆𝖕チカプ  𝖆𝖓アン .
あそこに黒い大きな鳥がいる。

𝖙𝖔𝖆𝖓𝖕𝖊トアンペ  𝖍𝖊𝖒𝖆𝖓𝖙𝖆ヘマンタ  𝖆𝖓アン ?
あれは何ですか?

𝖙𝖔𝖆𝖓トアン  𝖈𝖎𝖐𝖆𝖕チカプ  𝖕𝖆𝖘𝖐𝖚𝖗パㇱクㇽ  𝖓𝖊  𝖗𝖚𝖜𝖊ルウェ  𝖓𝖊 .
あの鳥はカラスだよ。

𝖕𝖆𝖘𝖐𝖚𝖗パㇱクㇽ  𝖐𝖎𝖒𝖎キミ  𝖊 .
カラスはトウモロコシを食べる。

𝖕𝖆𝖘𝖐𝖚𝖗パㇱクㇽ  𝖍𝖔𝖕𝖚𝖓𝖎ホプニ  𝖜𝖆  𝖆𝖗𝖕𝖆アㇻパ .
カラスが飛んで行った。

𝖍𝖚𝖓𝖆𝖐 𝖚𝖓フナクン  𝖆𝖗𝖕𝖆アㇻパ ?
どこへ行った?


自己紹介(10)

𝖍𝖚𝖓𝖓𝖆フンナ  𝖆𝖓アン ?
誰?
誰ですか?

𝖆𝖞𝖓𝖚アイヌ  𝖎𝖙𝖆𝖐イタㇰ  𝖊=𝖊𝖗𝖆𝖒𝖆𝖓エエラマン ?
𝖆𝖞𝖓𝖚アイヌ  𝖎𝖙𝖆𝖐イタㇰ  𝖊=𝖊𝖗𝖆𝖒𝖚𝖆𝖓エエラムアン ?
アイヌ語は分かる?

𝖆𝖞𝖓𝖚アイヌ  𝖎𝖙𝖆𝖐イタㇰ  𝖊=𝖊𝖗𝖆𝖒𝖆𝖓エエラマン  𝖞𝖆 ?
𝖆𝖞𝖓𝖚アイヌ  𝖎𝖙𝖆𝖐イタㇰ  𝖊=𝖊𝖗𝖆𝖒𝖚𝖆𝖓エエラムアン  𝖞𝖆 ?
アイヌ語は分かりますか?

𝖐𝖆𝖓𝖕𝖎𝖘𝖔𝖘カンピソㇱ  𝖔𝖗 𝖙𝖆オッタ  𝖆𝖞𝖓𝖚アイヌ  𝖎𝖙𝖆𝖐イタㇰ  𝖔𝖗𝖚𝖘𝖕𝖊オルㇱペ  𝖐𝖚=𝖓𝖚𝖐𝖆𝖗クヌカㇻ  𝖆𝖒𝖐𝖎𝖗アㇺキㇼ .
本で、アイヌ語の話を読んだことがあります。

𝖊=𝖗𝖊𝖍𝖊エレヘ  𝖒𝖆𝖐𝖆𝖓𝖆𝖐マカナㇰ  𝖆𝖓アン ?
あなたのお名前は?

【自分の名前】  𝖘𝖊𝖐𝖔𝖗セコㇿ  𝖐𝖚=𝖗𝖊𝖍𝖊クレヘ  𝖆𝖓アン .
私の名前は、【自分の名前】です。
(※自己紹介の表現その1)

𝖐𝖚=𝖗𝖊𝖍𝖊クレヘ  𝖆𝖓𝖆𝖐𝖓𝖊アナㇰネ  【自分の名前】  𝖓𝖊 .
私の名前は、【自分の名前】です。
(※自己紹介の表現その2)

【自分の名前】 ( 𝖘𝖊𝖐𝖔𝖗セコㇿ  𝖆=𝖞𝖊アイェ  𝖕  𝖐𝖚=𝖓𝖊クネ .
私の名前は、【自分の名前】です。
(※自己紹介の表現その3)

𝖍𝖚𝖓𝖆𝖐フナㇰ  𝖜𝖆  𝖊=𝖊𝖐エエㇰ ?
あなたはどこから来ましたか?

【場所】  𝖜𝖆  𝖐=𝖊𝖐ケㇰ .
私は【場所】から来ました。


挨拶(8)

𝖚𝖆𝖒𝖐𝖎𝖗=𝖆𝖓ウアㇺキㇼアン  𝖓𝖆 .
よろしくお願いします。

𝖆𝖍𝖚𝖕アフ 𝖞𝖆𝖓ヤン .
入りなさい。
入りたまえ。

𝖔𝖍𝖔𝖓𝖓𝖔オホンノ  𝖘𝖎𝖓𝖎シニ  𝖜𝖆  𝖕𝖆𝖞𝖊パイェ !
長い間休んで行け!
(≒「ゆっくりしていってね!」)

𝖆𝖕𝖚𝖓𝖓𝖔アプンノ  𝖔𝖐𝖆オカ  𝖞𝖆𝖓ヤン !
(去る人が、その家の人に)さようなら!

𝖆𝖕𝖚𝖓𝖓𝖔アプンノ  𝖕𝖆𝖞𝖊パイェ  𝖞𝖆𝖓ヤン !
(その場を去る人に)さようなら!

𝖘𝖚𝖞スイ  𝖚𝖓𝖚𝖐𝖆𝖗=𝖆𝖓ウヌカラン  𝖗𝖔 !
また会いましょう!

𝖆𝖕𝖚𝖓𝖓𝖔アプンノ  𝖘𝖎𝖓𝖎シニ  𝖞𝖆𝖓ヤン !
おやすみなさい!

𝖆𝖕𝖚𝖓𝖓𝖔アプンノ  𝖒𝖔𝖐𝖔𝖗モコㇿ  𝖞𝖆𝖓ヤン !
安らかに眠りたまえ!
(※永眠することになってしまう。)


譲渡可能性(2)

譲渡可能な場合は、 𝖐𝖔𝖗コㇿ を付け、
譲渡不可能な場合は、 𝖐𝖔𝖗コㇿ を付けない。
逆に言えば、 𝖐𝖔𝖗コㇿ が付いていれば、譲渡可能、
𝖐𝖔𝖗コㇿ が付いていなければ、譲渡不可能ということになる。

𝖙𝖆𝖓𝖕𝖊タンペ  𝖐𝖚=𝖐𝖔𝖗クコㇿ  𝖕𝖊  𝖓𝖊 .
これは私のものです。
これは俺のものだ。
(※譲渡可能なもの)

𝖐𝖚=𝖙𝖊𝖐𝖊𝖍𝖊クテケヘ  𝖆𝖗𝖐𝖆アㇻカ .
私の手が痛い。
(※私の手は、譲渡不可能)


その他の会話文(3)

𝖜𝖆𝖐𝖐𝖆ワッカ  𝖐𝖚=𝖐𝖚クク  𝖗𝖚𝖘𝖚𝖞ルスイ .
私は水が飲みたい。

𝖜𝖆𝖐𝖐𝖆ワッカ  𝖊𝖓=𝖐𝖔𝖗𝖊エンコレ  𝖞𝖆𝖓ヤン .
私に水を下さい。

𝖒𝖊𝖗𝖆𝖞𝖐𝖊メライケ= 𝖆𝖓アン  𝖐𝖆  𝖘𝖔𝖒𝖔ソモ  𝖐𝖎  𝖞𝖆 ?
寒くないですか?


包含性

「私達」に聞き手を含めているか否かを「包含性」と呼ぶ。
例えば、アㇱ=𝖆𝖘は、除外的1人称複数といい、
話し相手を含まない「私達」を表す。

𝖘𝖎𝖓𝖔𝖙=𝖆𝖓シノタン  𝖗𝖔 !
(一緒に)遊ぼう!
(※相手を含めている場合)

𝖘𝖎𝖓𝖔𝖙=𝖆𝖘シノタㇱ  𝖗𝖔 !
遊ぼう!
(※相手を含めていない場合)


森のくまさん

𝖘𝖎𝖓𝖊𝖆𝖓𝖙𝖔𝖙𝖆シネアントタ  𝖓𝖎𝖙𝖆𝖞ニタイ  𝖙𝖚𝖒 𝖙𝖆トゥㇺタ  𝖐𝖎𝖒𝖚𝖓𝖐𝖆𝖒𝖚𝖞キムンカムイ  𝖐𝖚=𝖓𝖚𝖐𝖆𝖗クヌカㇻ .
ある日、森の中で、私はヒグマを見た。

𝖐𝖎𝖒𝖚𝖓𝖐𝖆𝖒𝖚𝖞キムンカムイ  𝖊𝖓𝖊 𝖎𝖙𝖆𝖐 𝖍𝖎エネイタキ , " 𝖕𝖔𝖓 𝖒𝖊𝖓𝖔𝖐𝖔ポンメノコ 𝖍𝖔𝖐𝖚𝖗𝖊ホクレ  𝖐𝖎𝖗𝖆キラ ."
ヒグマ いわく、 「少女よ、さあ逃げろ。」


大きな古時計

𝖙𝖆𝖓𝖊タネ  𝖆𝖓𝖆𝖐𝖓𝖊アナㇰネ  𝖓𝖊𝖆ネア  𝖙𝖔𝖐𝖊𝖞トケイ  𝖘𝖔𝖒𝖔ソモ  𝖒𝖔𝖞𝖒𝖔𝖞𝖐𝖊モイモイケ .
今は、その時計は動かない。


タノタフレフレ(この砂赤い赤い)

𝖘𝖎𝖓𝖊𝖆𝖓𝖙𝖔𝖙𝖆シネアントタ  𝖕𝖊𝖙𝖙𝖚𝖗𝖆𝖘𝖎ペットゥラシ  𝖘𝖎𝖓𝖔𝖙=𝖆𝖘シノタㇱ  𝖐𝖚𝖘𝖚クス  𝖕𝖆𝖞𝖊=𝖆𝖘 𝖆𝖜𝖆パイェアサワ , …
ある日、川沿いにさかのぼって、上流に遊びに出かけたら、……

𝖘𝖎𝖓𝖊𝖆𝖓𝖙𝖔𝖙𝖆シネアントタ  𝖕𝖊𝖙𝖊𝖙𝖔𝖐 𝖚𝖓ペテトクン  𝖘𝖎𝖓𝖔𝖙=𝖆𝖘シノタㇱ  𝖐𝖚𝖘𝖚クス  𝖕𝖆𝖞𝖊=𝖆𝖘 𝖆𝖜𝖆パイェアサワ , …
ある日、水源の方へ遊びに出かけたら、……

𝖓𝖊𝖘𝖐𝖔 𝖕𝖔𝖓 𝖐𝖚ネㇱコポンク  𝖓𝖊𝖘𝖐𝖔 𝖕𝖔𝖓 𝖆𝖞ネㇱコポナイ  𝖚𝖜𝖊𝖚𝖓𝖚ウウェウヌ , …
胡桃クルミの小弓に 胡桃クルミの小矢を つがえ、……

𝖐𝖔𝖗 𝖜𝖊𝖓 𝖕𝖚𝖗𝖎 コㇿウェンプリ  𝖊𝖓𝖆𝖓𝖙𝖚𝖞𝖐𝖆 エナントゥイカ 𝖊𝖕𝖆𝖗𝖘𝖊𝖗𝖊 エパㇻセレ , …
持前の癇癪を顔に表して、……


諺・格言

" 𝖐𝖆𝖓𝖙𝖔カント  𝖔𝖗オㇿ  𝖜𝖆  𝖞𝖆𝖐𝖚ヤク  𝖘𝖆𝖐サㇰ  𝖓𝖔  𝖆=𝖗𝖆𝖓𝖐𝖊アランケ  𝖕  𝖘𝖎𝖓𝖊𝖕シネプ  𝖐𝖆  𝖎𝖘𝖆𝖒イサム ."
"天から役割なしに降ろされたものはひとつもない"




樺太アイヌ語の例文もフラクトゥールで書いてみた(10)

𝖘𝖎𝖓𝖊シネ  𝖐𝖔𝖙𝖆𝖓コタン  𝖆𝖓アン  𝖒𝖆𝖓𝖚マヌ .
ある村があった。

𝖙𝖚トゥ  𝖓𝖚𝖘𝖔ヌソ  𝖓𝖊𝖊ネー  𝖒𝖆𝖓𝖚マヌ .
2台のソリであった。

𝖊=𝖗𝖊𝖊𝖍𝖊エレーヘ  𝖙𝖊𝖒𝖆𝖓𝖆テマナ ?
あなたのお名前は?

𝖐𝖚=𝖗𝖊𝖊𝖍𝖊クレーヘ  𝖓𝖊𝖆𝖓𝖕𝖊ネアンペ  【自分の名前】  𝖓𝖊𝖊ネー .
私の名前は、【自分の名前】です。

𝖐𝖚𝖆𝖓𝖎クアニ  𝖓𝖊𝖆𝖓𝖕𝖊ネアンペ  【自分の名前】  𝖐𝖚=𝖓𝖊𝖊クネー  𝖜𝖆 .
私は、【自分の名前】だよ。

𝖐𝖚=𝖜𝖆𝖓𝖙𝖊クワンテ  𝖐𝖆  𝖍𝖆𝖓ハン  𝖐𝖎𝖎キー .
わからない。

𝖚𝖐𝖔𝖞𝖙𝖆𝖍=𝖆𝖓𝖆𝖍𝖈𝖎 ウコイタカナㇵチ .
会話をしましょう。

𝖕𝖔𝖓𝖓𝖔ポンノ  𝖘𝖎𝖎𝖓𝖊=𝖆𝖓𝖆𝖍𝖈𝖎シーネアナㇵチ .
少し休みましょう。

𝖕𝖔𝖗𝖔𝖓𝖓𝖔ポロンノ  𝖘𝖎𝖎𝖓𝖊=𝖆𝖓𝖆𝖍𝖈𝖎シーネアナㇵチ !
たくさん休みましょう!
(≒「ゆっくりしていってね!」)

𝖘𝖎𝖎𝖘𝖆𝖒シーサㇺ  𝖒𝖔𝖘𝖎𝖗𝖎モシリ  𝖔𝖗𝖔𝖜𝖆オロワ  𝖐𝖚=𝖊𝖍クエㇸ .
私は日本から来ました。




参考文献

  1. 「ニューエクスプレス アイヌ語」(白水社、2013年)
  2. 「アイヌ学入門」(講談社現代新書、2015年)
  3. 「ニューエクスプレス・スペシャル 日本語の隣人たちⅠ+Ⅱ[合本]」(白水社、2021年)
  4. 「カムイユカㇻを聞いてアイヌ語を学ぶ[新装版]」(白水社、2023年)
  5. アイヌ語の語彙一覧 - Wikipedia
  6. カテゴリ:アイヌ語 - ウィクショナリー日本語版
    以前はページングしても3頁程度だったが、
    2023年11月末現在、ページングすると、
    10頁程度に増量されていたので、
    今後は導線を漸次追加していく予定。
  7. アイヌ語教材テキスト | アイヌ語ポータルサイト | 公益財団法人アイヌ民族文化財団
    └「沙流のアイヌ語(単語リスト)
    └「単語リスト(アイヌ語・日本語)-静内
    (上記サイトからの直接の導線なし。特定の語彙・単語を検索時に一覧に表示される。)
    └「石狩川のアイヌ語(単語リスト)
    └「カラフトのアイヌ語(単語リスト)
  8. オルシペスウォプ | アイヌ語ポータルサイト | 公益財団法人アイヌ民族文化財団
    └「 60のゆりかご - レホッネ シンタ - 」(平成24年度)
    └「 ポイヤウンペとルロアイカムイの戦い - ポイヤウンペ ルロアイカムイ コトゥミコロ - 」(平成24年度)
    └「 この砂赤い赤い - タノタ フレ フレ - 」(平成25年度)
    └「 ニタイパカイェ」(平成25年度)
    └「 空き家の化け物 - オハチスイェ -」(平成26年度)
    └「 くもの女神- ヤオシケプ カムイ -」(平成27年度)
    └「 パナンペとペナンペ トドのシラミ - エタシペ コムイ -」(平成27年度)
    └「 ふうふのイナウがさらわれた - ウムレク イナウ アテクサイカレ - 」(平成28年度)
    └「 六つ首の化け物 ― イワンレクトゥシペ ―」(平成29年度)
    └「 カラスの会話 ― パシクル ウコイタク ―」(平成29年度)
  9. 日本語のキリル文字表記 - Wikipedia
  10. 北海道の難読地名一覧 - Wikipedia
  11. アイヌ神話 (あいぬしんわ)とは【ピクシブ百科事典】
  12. 「<私家版>沙流アイヌ語辞典」
    https://city.hokkai.or.jp/~ayaedu/udic/sdic.html
  13. 「アイヌ語電子辞書」
    http://tommy1949.world.coocan.jp/aynudictionary.htm
  14. 「北東ユーラシアの言語文化」
    https://hokuto-asia.aa-ken.jp/index.html



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